意外な一面 ページ14
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お昼休み。さっさとご飯を食べて半日分の疲れを癒そうと机に伏せる人。だらだらと話ながらゆっくり食堂に向かう人。机を向かい合わせにして仲の良い子とお弁当をたべる人。ちなみに私は三番目にあたる。
「最悪…。」
何回か鞄を漁ってみるけれど、やはり見当たらない。既に弁当を食べ初めている沙那の前で盛大に溜息をつく。
工藤「どうした？」
「ごめん、お弁当忘れたから食堂行ってくるわ。」
工藤「まってまって私も食堂行く！久しぶりにたべたいし。」
「え、お弁当は？」
工藤「え？食べるに決まってんじゃん。」
小柄にみえて意外と大食いな沙那に真顔でそう言われる。そんな沙那の優しさに感謝しながら食堂へと向かう。
工藤「うげーめっちゃ混んでるー。」
「列もすごいんだけど。とりあえず頼も。」
久しぶりにきたけれど、予想通り食堂は人がいっぱいいっぱいだった。なんとか自分のたべたいものを買い、二人分の席を探そうとするも、なかなか見当たらない。沙那への罪悪感が膨らむ中、聞き覚えのある低音が私の鼓膜を震えさせた。
爆豪「さっさと座れや。」
隣の席を指す親指を辿ると、ちょうど席が二人分空いていた。
「え、あ、いいの？」
爆豪「早くしねえと取られるぞ。」
「…そうね、ありがとう。」
多少不本意ではあったけれど、爆豪くんの隣に私、その隣に沙那が座った。早く食べ始めないと沙那にも申し訳ないし。
斜めの向かいには「爆豪優男だなー惚れるわー。」とにやつきながらいう二人組。それに「うぜェ黙れや！！」と怒鳴り散らす爆豪くん。
案外優しいのかもしれない、と思ったり。
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?(プロフ) - 真実さん» よんで頂きありがとうございます( ；；)めちゃめちゃうれしいですほんとに、！！更新がんばります (2019年7月17日 21時) (
レス) id: af63a856f3 (このIDを非表示/違反報告)
真実(プロフ) - 読ませていただきました。この先夢主ちゃんがどう攻略されていくのかとっても楽しみです！ 更新頑張って下さい！ (2019年7月17日 17時) (レス) id: 1e43b2c9d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほにゅうびん | 作成日時：2019年7月7日 17時
