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ヤスが倒れてから正直記憶が無い。

どうやってヤスの元に行ったんか、ヤスはどうやって退院したんか全然覚えてない。

仕事もちょうど忙しくなった時やったし、あの人のこともあったからバタバタしたってのもあるんやろうけど。

ただ今俺の横でニコニコみんなの話を聞いてるあいつを見てたらもうなんでもええかと思える

綺麗事かもしれんけど。

「なぁ、おーくらぁ？そこにあるメガネ拭きとってぇ」

「あっ、ほい。」

「ありがとう～。」

渡したメガネ拭きで色つきメガネをふきだす

ヤスのメガネなしの顔そういや久しく見てなかったな。

「え、なにぃ？おーくら笑」

「え？」

「え？ちゃうやん笑俺の顔ずっと見て笑」

「あ、ごめんごめん、無意識。笑」

「無意識ってお前～笑」

ヤスが笑ってるのを見て俺もつられて笑う

こんな平和な日常。
あの時の俺は考えれんかったやろうな…

あいつは少し支障をおってしまったけれど。
それでも前向いて歩いているんやから。

それを俺らが支えな意味ないやん

それが少しでもeighterや抜けたあの人を安心させれるなら。

俺は命を削ってでもこのグループを…