何度でも君に会いたい(ﾄﾞﾗｺ•ﾏﾙﾌｫｲ) (ページ6)

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誰もいないコンパートメントを見つけ、ローブに着替え終わると、もうホグワーツに到着したようで窓からは荷物を運ぶローブ姿の男女で溢れていた

コンパートメントの外の廊下もみんな我先にと出ていくので、私は人の流れが減るのを少し待った

列車を降りたのが最後だったようで、ホグワーツを囲む湖を渡るボートも最後の1人だった

真っ暗な湖と空の中で明かりに灯されたホグワーツ城はとても幻想的で、私はがやがやおしゃべりに夢中になるみんなとは別に見惚れていた

私が大広間の階段に到着したときには、ホグワーツの先生の挨拶が終わっていて、大広間に連れて行かれた

「君、最後だったから話聞いてなかったでしょ？
これから組み分けをするんだってさ。さっきの先生がマクゴナガル先生だよ。」

セオドール•ノットと名乗る彼は説明してくれた

「組み分けはどうやって決めるの？」

「どうって、そりゃ組分け帽子さ。当たり前だろ？」

名の知れたタンザイン一族なのに、君面白いねと彼はくすりと笑った

セオドールと後ろの方を歩いていると天井には蝋燭が浮かび空が広がっている

前の方にはハリーやロン、ハーマイオニーが歩いている

「君、どこの寮に入ると思う？」

「...さあ？あなたは？」

「僕はスリザリン一択さ」
由緒正しき純血だからねとかれはウィンクした

「私は知り合いがたくさんいるところがいいなあ...あ、ハリーもグリフィンドールなのね」

ロン、ハリー、ハーマイオニーはグリフィンドールだった

そしてプラチナブランドの彼はスリザリン

「次は...Ms.A•タンザイン！」
マクゴナガル先生に名前を呼ばれ、前の生徒たちを割って前に出る

「さあ、座って」

椅子に腰を下ろすと古ぼけた組分け帽子を被せられた

「これは珍しきタンザイン一族の少女よ。
どの寮に入ってもきっと素晴らしい魔法使いになることを確信しているよ、だから迷ってしまうなあ、そうだなあ」

組分け帽子は少し迷い、結論を出した

「そうだそうだ、今回はここにしておこうかな。
次回が楽しみだ」

今回、、？次回？？

「スリザリンーーー！！！！！」

どういうこと？と組分け帽子に聞こうにも、すぐ次へと追い払われてしまい、疑問のまま終わってしまった