何度でも君に会いたい(ﾄﾞﾗｺ•ﾏﾙﾌｫｲ) (ページ14)

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ドラコと付き合い始めてから、Aは今まだ以上に大事にされた

付き合うという経験が初めてのAは少し気恥ずかしくてパンジーやダフネに言えずにいたが、ドラコが限界だった

今日こそは2人に伝えておかなくては！！

そう意気込んで、女子寮の扉を開けるとパンジーがドレッサーの前で髪の毛を溶かしていた

「あ、A！髪の毛を結いてほしいんだけど」

「うん、どんなのにしようか」

肩よりも高い位置で切り揃えられてるショートボブの彼女

「このリボンつけてほしいの！」

パンジーから櫛を受け取り、彼女の髪の毛をとかした

リボンを受け取ると、深緑のベルベットにストーンが一つ付いてた

彼女の短い髪の毛を少しすくいハーフアップにしてリボンをついた
ありがとう、と笑顔のパンジー

今日こそ言わなくては
「あのね、パンジー」

「うん？」

「ずっと気恥ずかしくて言えなかったんだけど、私ね」

『ドラコと付き合い始めた』

そう言葉を続けようとした

ドン！！と扉を勢いよく開けたダフネによって言葉は途切れた

「A！！ドラコから聞いたよ！
何で黙ってたのよお！もう！！」

ずかずか入ってくるダフネは嬉しそうに頬をピンクに染めていた

「Aとドラコが付き合ってること！」