何度でも君に会いたい(ﾄﾞﾗｺ•ﾏﾙﾌｫｲ) (ページ13)

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「君のことが好きだ」

図書館で借りた本を木陰で読んでいる最中に告白された

Aは状況が理解できないままだった
「え？」

意味がわからず隣にいるドラコの方に顔を向けると

不意打ちで、ちゅっと唇を奪われた
触れるだけで一瞬で離れたドラコの唇を見つめるAの瞳がぼおっとしている

お互い真っ赤な顔で見つめ合うと

「君はどうなんだ。
僕のこと何とも思っていないのか？」

切なそうにアイスグレーの瞳を歪めた

「私、恋愛経験がないの...
だからまだあんまりよくわからないの」

はあぁぁ

またいつかの図書館の時のように頭を抱えた彼

ちろりとこちらを恨めしそうに見ると

また不意打ちでキスをしてきた

「僕とのキスは嫌か？」

「嫌じゃ...ない」

「それなら僕と付き合え。
君が僕のことを好きなるのを分からせてやる」

真剣な眼差しのドラコに、Aもこくりと頷いていた。