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前世の私 ページ2
「とうとうあなたはホグワーツに入学してしまうのね...ママは寂しいわ...」
ホグワーツ行きの列車に乗る直前、ママに話しかけられた
「ママ、永遠の別れじゃないわ。
一年もしないうちにまた会いに行くから！」
ぽろりと涙を流すママを宥めて、列車に乗り込む
ママの悲しさとは反対に私はこれからの学校生活に胸がドキドキしていた
乗り込んだ私が最後だったのか、空のコンパートメントはなかった
上級生と同じコンパートメントはやだな...
ちらちらコンパートメントを覗きながら足を進めると同級生らしき男の子2人のコンパートメントを見つけた
コンコン
「失礼、私もここ使ってもいいかしら？？
他がすでに埋まっていて...」
「もちろん！」
「僕もさっき入れさせてもらったんだ」
快く受け入れてくれた2人に、ありがとうと笑顔を返した
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作者名：hontyandaisuki | 作成日時：2024年2月9日 20時
