鈍感な二人 (ページ24)

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ヤスとAはキメ顔中やった。

ヤスはいつものイメージとはちゃう感じやった。

色気もかっこよさもある顔になってた。

亮ちゃんもこんな顔すんのかな？なんて思って横を見たら亮ちゃん、めっちゃ見とれてた。

これはヤスに？なんて思ったけど絶対違うよな。 Aにやんな。

好きな子が普段見せへんような表情しとったらそりゃ、見とれるよな…。

なんか最近こんなんばっかり考えてる気がする…。

こんなん考えてたらココロがどんどん暗くなっていく。

撮影前にこんな気分なってたらアカン！そう思って亮ちゃんに話しかける。

大「なぁ、俺らもあんな感じにするん？」

錦「うん。でも、まったくおんなじのやと面白くないからなぁ…」

なんか亮ちゃん、ちゃんとしたこと言ってるようで浅いよな…。

亮ちゃん、Aに見とれすぎや…笑

なんでか、亮ちゃんにちょっと意地悪したくなって、

大「ならどんな感じにする？」
　「体、めっちゃ密着させる？」

なんて聞いてもうた…。自分はできひんくせに。

錦「/// そんなん恥ずかしいやん！」

大「いや、そんなに恥ずかしがらんでもいいやん笑」

予想以上に恥ずかしがる亮ちゃんを見て「可愛いなぁ///＾＾」なんて思った。

錦「後で決めよ！今は二人の撮影をしっかり見よ！」

なんかすごい必死な亮ちゃん。これはこれでまた可愛い///＾＾

そんなん思いながら亮ちゃんと体を密着させて撮影する様子を想像する。

うん。ヤバイ。こんなんほんまにあったら最高やわ笑

亮ちゃんを「ギュー」ってしたり、亮ちゃんと背中合わせてかっこよくキメてみたり？

最高でしかないやん！笑

そんな事考えとったらヤスとAの撮影がいったん終わってもうた。