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You side
帰りは教室に送ってくれたオッパだけどその間も女の子やらたくさんの人から声をかけられては無視したりしていた
ソクミンの話が面白くなかったからか、やけに今日は嫉妬してしまう
ソクミンの野郎、役に立たないな…
教室に戻るとソクミンは既に帰ってきていたので
『ソクミナ、さっきよりもっと面白い話して』
「さっきより?!さっきめっちゃ笑ってたけど」
『そんなの忘れた』
うん。忘れたよ。
ー
やっと終わった
オッパの隣を歩いて寄り道をしながら帰る
『あ!おっぱあそこ行きたい!』
「あそこ?」
私が指差したのは花屋さん
オッパに渡したい花があるんだ
「いいよー」
おっぱと花屋さんに入った
『えっとね〜』
「何の花探してるの」
『それは秘密〜』
お、あったあった
『買ってくるね〜』
レジに行くとお財布をポケットから出したおっぱ
『いいよ私が払う、私が買いたいんだし』
「いいの、黙って払われてろ」
おでこを人差し指で突かれた
店員「プレゼント用ですか?」
『あー、はい』
店員「何か緑のお花組み合わせますか?」
『いや、大丈夫です☺️』
そんなの雑草でも刺しとけばいいんだよ
店員「ありがとうございました」
『ありがとうございます』
お店を出た私は
『払ってくれてありがとう!これオッパに渡したかったの!』
「俺に?ありがとう」
そう言って嬉しそうに微笑み頭を撫でてくれたおっぱ
『うん!赤いシクラメン!』
「赤いシクラメン?なんで?」
『その花言葉知ってる?』
「わかんない」
『’‘嫉妬’‘だよ』
「嫉妬?」
『おっぱモテすぎ、嫉妬した』
一瞬びっくりした様子のおっぱはまたまた嬉しそうに笑って
「…かわいいなお前」
ぎゅっと抱きしめてくれた
「俺もAに赤いシクラメンあげよっかな」
顔を離して言ってきたおっぱ
『なんで?嫉妬した?』
「ソクミンと話すぎ」
人通りの少ないところで良かった
だってちゅっと唇にキスされたからね
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作者名:みかん | 作成日時:2024年3月12日 1時