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WZ side
『テレー、花屋さん!』
ゲーセンの後に花屋に来た俺ら2人
『ここはおばあちゃんの花屋さんなの』
そういうと店の裏から出てきたAのおばあちゃん
『おばあちゃん!こんにちわ😊この子がジフン君!』
「こんにちわ」
祖母「こんにちはAちゃん、ジフン君、今日はどうしたのかい?」
『特にないよ!ただおばあちゃんに会いたかっただけ!』
素直にそう言えるAはほんとに人当たりがいいと思う
祖母「あら、嬉しいね😊」
『このバラ綺麗だね!欲しい!』
祖母「はいはい(*^^*)ところでお兄ちゃんはなんかあるかい?」
「いや、僕は特に...」
すぐ枯れてしまうものを買う必要も無いだろう
祖母「お兄ちゃんちょっとこっちに来なさい、Aちゃんはちょっと待っててね」
俺はAの祖母に手を引かれて店の奥の方に連れてかれた
『行ってらっしゃーい』
-
「どうかしましたか?」
祖母「お兄ちゃんAちゃんの事が好きなんでしょう?」
まさかそんな事を言われるなんて思ってもいなかった
「...何故それを?」
祖母「目線が優しいのよ。それとこの花を彼女にあげなさい」
俺は花火のようにパッと開花された花をAの祖母から受け取った
-
『あ、おかえり〜それどうしたの?』
「ちょっとね」
『なにそれ〜笑まぁいいや、おばあちゃんまたね!』
最後にAの祖母に挨拶をして店を出た
『私のおばあちゃんどう?』
「おばあちゃんたちは皆愛嬌があっていいね」
『ね!可愛いよね』
Aの愛嬌も遺伝的なものなんだろうな
「あとAこれ、Aへのプレゼント」
『え!ほんと?』
「そう、これは...アガ、、パンサス。たぶんあってる」
『自信ない?あれは!花言葉とか!』
それは聞いていないな...
「今調べる...........なるほど、うん、Aは知らなくていいよ」
『えー!』
「申し訳ないけど、どうしても知りたかったら俺のいないところで調べて笑」
恥ずかしすぎて言えたもんじゃない
『わかった!』
「でもAっぽい花だ。花の咲き方がAの笑顔そっくり」
『ほんと?』
花を顔の横に並べて俺を見つめるA
「ごめん、ほんっと変な事言ってもいい?たぶん困る様なこと」
『えーいいよ』
俺の目は彼女のその唇一点だった
「.....キスしたい」
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作者名:みかん | 作成日時:2024年3月12日 1時