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You side




『…そこは嘘でもAが一番って言ってくださいよ』




「そうだね、嘘じゃなくてもAちゃんが一番だ」




『ありがとうございます!』





これは違う意味に捉えてもいいんですか?




私ってわかりやすいな






「そうだ。今日一緒に飲みに行かない?」




『時間大丈夫なんですか?』





行きたい行きたい行きたい‼︎‼︎





「うん。俺は大丈夫なんだけどAちゃんは?」




『大丈夫です!行きたいです!』




「よし、じゃあ行く時間になったらまた声掛けるね」




『はい!楽しみです😊』






この前取引先の人との接待でスンチョルさんと私と取引先の社長とその部下の方、もろもろ若めの関係者の人たちと飲む機会があった




取引先の社長に飲まされまくってしまった私は気付いたら私の家にいて寝室から出るとリビングのソファーにスンチョルさんが寝ていことがあった




後々話を聞くとベロベロになってしまった私は取引先の方が帰る直前までは理性を保てていたみたいだが帰った瞬間、緊張がほぐれたのもあったのか、その場に倒れそうだったらしい




その時支えてくれたのがスンチョルさんで一緒にタクシーに乗って家まで送ってくれたそうだ




その時点ではもう頭が回りきっていない私はスンチョルさんにもう夜遅いからと言って私の家で寝ていったほうがいいと提案したそうだ




スンチョルさんは最後の最後まで遠慮していたそうだが結局、危なっかしすぎるからとわざわざ私を抱っこして寝室まで運んで自分はソファーで寝てくれたそうだ




今思うとほんと好きな人の前で何やってるんだと思う




それなのにまた一緒にお酒が飲めるなんて…




そういやスンチョルさんに渡したい物があったんだ




私の気持ちだけじゃなくてね

・・・→←三色菫-s.coups-



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作者名:みかん | 作成日時:2024年3月12日 1時

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