甘い夜 ページ33
❁⃘
家に帰ったら、流星が珍しくキッチンに立っていた。
『流星、作ってくれるの？』
「たまにはね。なに食べたい？」
『流星の手料理ならなんでもいいよ』
嬉しくて後ろからぎゅっと抱きつくと、ふふっと笑い私の肩に腕を回して額にちゅっとキスをした流星。
「なんでもいいならカップラーメンにする？」
『いいよ』
「おい、ばか」
お腹に腕を回してぎゅっと抱きついたままでいると、流星は手を止めて私に振り向いた。
「ん」
一度離れると、眉と口角をクイッとあげ手を広げてくれる流星。その胸に抱きつくと、流星のにおいでいっぱいになった。
「今日はやけに甘えただね」
『そういう気分なの』
正直なところ、流星に見下ろされるのに耐えられなかった。だけど、抱きしめられるのもキュンキュンが止まらなくて。
「A、ドキドキしてるでしょ」
『...してない』
「ふーん？」
なんだか悔しくて否定すると、体が離れそのまま触れるだけのキス。
ちゅっとわざとリップ音を立てた流星は、目を薄く開いて悪戯に笑った。
「ドキドキした？」
『...してな、...』
今度はおでこに、瞼に、頬に
至る所にキスを落としてきて。
『やっ...まって...、』
「なに？ドキドキしちゃった？」
『流星いじわる...』
「しってる」
なんて言って私の鎖骨の少し下に吸い付いた。
『いっ...』
流星が甘いキスを沢山するからだんだん力が抜けてきて。
流星の首に手を回すと、首筋にもキスマークをつけていた流星が私を見つめた。
「もうギブ？」
『うるさ、...』
「目ぇとろとろ。...そんなんで持つ？」
ふっと笑って、今度は深いキスをした。
今日の流星はSっ気が強いらしい。
❁⃘
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あいばーる。(プロフ) - はりりんさん» 遅くなってしまいましたが、ご愛読ありがとうございました(><)！ありがとうございます！検討致します(><) (2020年3月11日 14時) (
レス) id: 5b4c9258d8 (このIDを非表示/違反報告)
あいばーる。(プロフ) - アイさん» 遅くなってしまいましたが、ありがとうございます！検討致します！(><) (2020年3月11日 14時) (レス) id: 5b4c9258d8 (このIDを非表示/違反報告)
あいばーる。(プロフ) - Runaさん» 遅くなってしまいましたが、ご愛読ありがとうございました(><)！検討致します！ありがとうございます！ (2020年3月11日 14時) (レス) id: 5b4c9258d8 (このIDを非表示/違反報告)
あいばーる。(プロフ) - 桜桃さん» 遅くなってしまいましたが、ご愛読ありがとうございました(><)！ (2020年3月11日 14時) (レス) id: 5b4c9258d8 (このIDを非表示/違反報告)
あいばーる。(プロフ) - ribonさん» 遅くなってしまいましたが、ご愛読ありがとうございました(><)！ (2020年3月11日 14時) (レス) id: 5b4c9258d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいばーる。 | 作成日時：2019年3月28日 18時
