�� ページ24
❁⃘
もしかしてやばいかも、と思ったのは乗り物に並んでいた時。
楽しすぎてかなりワイワイしてしまって、前に並んでいる女子4人組が何度も私たちをチラチラと見ていた。
『流星...』
「ん」
それに流星も気づいたようで、少し黙ってお互い俯いてジッとする。一応マスクしているけれど、意味が無いかもしれない...
長い間並んでいて前の方にいるから、抜けるにも抜けられなくて焦っていた時。
不意にグッと腰を引き寄せられて、頬に手が添えられ気がついたら唇が触れていた。
一瞬のうちにマスクを取っていたらしい。
なれより驚いたのは周りの歓声。キャーーっと黄色い悲鳴。もしかして前どころじゃなくてかなりバレてた...？
急いで離れると、流星は色気がすごいのに苦笑いで。きっとイチャイチャしたら見なくなると思ったんだろう。これは予想外だった。
女子「あっ、あのっ、横浜流星くんとAAちゃんですよね...！！」
「あ、はい」
前の女の子に話しかけられて、流星はもう焦らず微笑んでいた。なにこの圧倒的プロ感！！
流星が微笑んで頷くとまた周りはキャーキャー。
求められたことはできるだけして、騒ぎになっちゃうと迷惑だからと抜けようと思っていたら周りの子達が先に乗り物に乗せてくれた。
❁⃘
ネットで早速広まってしまったのか、乗り物から出ると人だかりができていた。まずい、と思ったら「Aこっち」と流星に手を引かれて人混みとは逆方向に走った。
もう日も沈んだ暗い時間だったからなんとかバレずに済んだ。
「あっぶねー...」
『油断してたね...』
「...つかAえろい」
『んっ？』
急にぶっ込まれた。なんだ。
「白Tもだめだったかな...」
近づいてきて私のポニーテールに指を入れて、そのまま肩を抱き寄せた。
影に入っているから、「どこー！？」と走る女子達が遠く感じる。
「すきだよ」
『...だいすき』
ふふ、と笑ってまた私の手を引いて影から出ると、夜のショーが始まっていた。
❁⃘
『流星、今日はほんとにありがとう』
「Aを楽しませたかったのに俺がすっげえ楽しかったわ」
『私も...人生で一番幸せだった』
帰りの車の中、今日のことを思い出しながら話す。
やっぱり、流星を好きなれて良かった。
「一番？」
『うん』
「じゃープロポーズもディズニーかな」
なんて笑う流星が、好きで好きで仕方ない。
❁⃘
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あいばーる。(プロフ) - はりりんさん» 遅くなってしまいましたが、ご愛読ありがとうございました(><)！ありがとうございます！検討致します(><) (2020年3月11日 14時) (
レス) id: 5b4c9258d8 (このIDを非表示/違反報告)
あいばーる。(プロフ) - アイさん» 遅くなってしまいましたが、ありがとうございます！検討致します！(><) (2020年3月11日 14時) (レス) id: 5b4c9258d8 (このIDを非表示/違反報告)
あいばーる。(プロフ) - Runaさん» 遅くなってしまいましたが、ご愛読ありがとうございました(><)！検討致します！ありがとうございます！ (2020年3月11日 14時) (レス) id: 5b4c9258d8 (このIDを非表示/違反報告)
あいばーる。(プロフ) - 桜桃さん» 遅くなってしまいましたが、ご愛読ありがとうございました(><)！ (2020年3月11日 14時) (レス) id: 5b4c9258d8 (このIDを非表示/違反報告)
あいばーる。(プロフ) - ribonさん» 遅くなってしまいましたが、ご愛読ありがとうございました(><)！ (2020年3月11日 14時) (レス) id: 5b4c9258d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいばーる。 | 作成日時：2019年3月28日 18時
