�� ページ19
❁⃘
R side
新田くんが足早に去っていったのを見届けてAを寝室のベッドに寝かせる。寝顔を見ていると、愛おしくてたまらなくなって。
「誰にも見せたくねえ...」
なんて、Aには言えない。
頬を撫でてやると俺の手にすりすりとしてくるから、胸が苦しいほどの好きが溢れる。
「...すきだよ」
スヤスヤと眠るAに、今までで1番甘くて切ないキスをした。
❁⃘
you side
朝日の眩しさで目を覚ますと、隣に温もりを感じた。
少し上を向くと、薄く口を開けて眠る流星がいた。
腰に巻きついている流星の腕を起こさないようにゆっくり取って、ベッドから出ようとする。
『ぅわっ！』
「...おはよ」
急にお腹に手が回って、そのまままたベッドに戻されて気がついたら流星が私に覆いかぶさっている状態。
『...起きてたの？』
「まーね」
気づかなかった。寝たふり上手いな...
「いい？」
『.....はっ？』
不意に服の下に手が滑り込んできて、反射的に流星の手首を掴む。
『いいって...いや、だめだよ！？』
「なんで」
『りゅっ、.....怒ってるの...？』
寝起きがそこまで悪くないはずの流星の眉間に少しだけシワがよっているのに気がついた。
図星なのか動きが止まって、苛立った様子でセットされていないサラサラのピンク髪をかきあげた。
「A...昨日のこと、覚えてる？」
昨日は、ちはやふるのメンバーとご飯を食べて.....どうやって帰ってきたんだっけ。
キョロキョロと目を泳がせて考えていると、はぁ...とため息が聞こえた。
「覚えてねんだろ？」
『うん...なんでだ？』
「さ、け」
みぞおちのあたりをトントンと2回つついてフッと笑う流星。朝から色気が止まらなくて正直気絶しそうだけど、それより昨日、ぐびぐびお酒を飲んだことを一瞬で思い出した。
「飲みすぎんなって言ったよな？」
『...いやぁ、それは.....』
「ねえ、いいよね？」
『えっ！？』
片方の口角を上げて笑う流星は、手首を掴む私の手を頭の横にあげて押し付け、反対の手をまた服の下に滑り込ませてきた。
そのまま私の耳の横に唇をつけて
「...拒否権、ないから」
なんて囁いた。
❁⃘
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あいばーる。(プロフ) - はりりんさん» 遅くなってしまいましたが、ご愛読ありがとうございました(><)！ありがとうございます！検討致します(><) (2020年3月11日 14時) (
レス) id: 5b4c9258d8 (このIDを非表示/違反報告)
あいばーる。(プロフ) - アイさん» 遅くなってしまいましたが、ありがとうございます！検討致します！(><) (2020年3月11日 14時) (レス) id: 5b4c9258d8 (このIDを非表示/違反報告)
あいばーる。(プロフ) - Runaさん» 遅くなってしまいましたが、ご愛読ありがとうございました(><)！検討致します！ありがとうございます！ (2020年3月11日 14時) (レス) id: 5b4c9258d8 (このIDを非表示/違反報告)
あいばーる。(プロフ) - 桜桃さん» 遅くなってしまいましたが、ご愛読ありがとうございました(><)！ (2020年3月11日 14時) (レス) id: 5b4c9258d8 (このIDを非表示/違反報告)
あいばーる。(プロフ) - ribonさん» 遅くなってしまいましたが、ご愛読ありがとうございました(><)！ (2020年3月11日 14時) (レス) id: 5b4c9258d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいばーる。 | 作成日時：2019年3月28日 18時
