心が奪われる前に【Snow Man】

20.怖いくらい ページ20

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お風呂場で、脱衣場で、寝室で


どんだけやっても満足しなかったこいつのせいで私の腰は粉々だ




「あー痛い」


目黒「揉んでやるよ」


「ちょっもう触んな近づかないで」



ベッドに座って腰を摩っていると、起き上がって並んで座った目黒が私の腰に触れてきたから全力で拒否した



目黒「可愛くねえな、もっかい飲ませていい？」


「次変なこと言ったら殴るから」


目黒「その顔えっろ」



マジで殴ってやろうと拳を振ると笑って止められる



目黒「Aの本気怖ぇから(笑)」


「一発殴らせろや」


目黒「女が汚ねえ言葉使うなって」



何を今更。さっさと服を着て帰る準備を始めると



目黒「A、明日仕事午後からって覚えてる？」


「覚えてますよ」


目黒「朝も付き合ってもらうから」


「はっ？」



ブラをつけたところでお腹に手が回って引き寄せられた


私の腰に目黒の唇が触れる



目黒「それとも今からまたやっちゃう？」



…なんだかんだ言って、この人が一番怖いんじゃないか



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渡辺「うわ、なんだその顔」



今日も今日とて挨拶より先に驚かれた。あんなにめちゃくちゃにされて生き生きとしてられる方がおかしい。



渡辺「てかなんで目黒」


目黒「俺、さっきまでAんナカいたんで」


渡辺「あー。」



なんだその言い方。気持ち悪いわ。渡辺、納得すんな気持ち悪いわ。



「動きますよ」


渡辺「は？えろくね」



…言葉のチョイスはしっかりしなきゃいけないと学びました。



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ラウ「Aちゃんおはよー」


「おはようございます」


ラウ「めめはどんな感じだった？」



別の車で来たラウールにストレートに聞かれる。どいつもこいつも昼間っからキツイんだよ



「それ聞いてどうすんの」


ラウ「えー、参考にする(笑)」



なんの参考にするんだか。16歳は恐ろしい



ラウ「ね、俺ん家は無理だからAちゃんの家行かせて」


「…は？」


ラウ「あ、大丈夫だよ。ママには言ってきたから！」



……は？



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