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その日一日中ルンルンだった流星
比べて俺は、クマもできて、スタッフさんに心配されるほど。
…ほんま、誰のせいなん?
でも、何回考えてもAでも流星でもなく
俺のせい。
藤「ありがとうございましたー!」
「したーっ。」
撮影が終わって、ササッと身支度をしてしまう流星
「…今日早いやん」
藤「あー、その言ってた彼女と会う約束してるんよ、
あ、そうや、会ってくれへん?」
!!!!!!
この人はなんてことを言い出すんや。
「っ、…いゃっ、むり!むりむり!行かへん!」
藤「無理って…そんな嫌がらんでもええやん、あ、嫉妬か?」
「ちゃ、ちゃう!あ!そうや!予定あったんやった!急がな、じゃ!」
あせあせの演技をして楽屋を飛び出す
自然と早くなる足に、追いつかない心
え?え?
ホンマに流星付き合ってるん、
急に湧いてきた実感に焦りが倍増した
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