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大橋side
家に帰って、夜ごはん。
今日は丈くんの当番やから、
作ってくれた。
「丈くん、美味しいで」
藤「ほんま？よかった」
いつもは俺が丈くんの顔色を伺ってたのに、
いまは丈くんが俺の顔色をみてる。
俺がああ言えばああして、
こう言えばこうして。
立場逆転ってやつやな。
でも俺は、
丈くんが俺のことを見てくれてる。
それだけで満足なんや。
ほんま俺って最悪やな。
…そしてどんどん日が経った。
気づけばもう1週間で。
関係性は変わらないまま。
収録で東京にきて、
毎度当たり前のように、
俺と丈くんは同じ部屋に。
ホテルにきたときはいつもと違って。
雰囲気も変わるやろ？
夜寝る前、
丈くんが話し出した。
藤「なあ、大橋」
「ん？」
藤「俺の話、聞いてくれる？」
「ん。」
藤「俺は大橋のことが好きや。
お前が思ってるよりも余裕とかほんまにない。
お前がないたら、悲しくなる。
お前が笑ってたら、嬉しくなる。
お前がしょっちゅう大吾とかと
飲み会に行ってると嫉妬する。
でも、俺の性格からして、
素直に好きとか言えへん。
ごめんな。
大橋がなんかやらかしたときは、
あーやったなって思うけど、
その分俺が助けたいと思う。
こないだ目が泳いだのは、
恥ずかしかったからや。
信じられんかったら、
信じなくてもいい。
大橋は、俺のことを好きなん？」
「へ？好きに決まってるやん。
でも、嘘疑いのないようなカップルになりたいねん。」
藤「うん。じゃあ、どうすれば、
俺がお前のことすきやってわかってくれるん？」
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作者名：Suzuka | 作成日時：2019年7月12日 18時
