1話 ページ3
『…私さ、夏油とは友達だと思ってたんだよ』
「うん」
「俺も友達だとは思う」
だよね、私の思い上がりじゃないよね。
実はお前なんて友達じゃねぇよばーか、とか、
え?友達?お前の思い違いじゃね?とかだったら
マジで泣いてた。
既に泣きそうだけど。
『えっ…ねえなんで??私、夏油と喧嘩した憶えはないんだけど…??』
バレンタインは、女子から男子、
もしくは友達にチョコをあげるのがセオリーだ。
最近はまたちょっと
変わってきているかも知れないが、
だいたいはそうだと思う。
だから、夏油がチョコを
まあわかるのだ。
…でも、硝子と悟が貰って、
私が貰えないというのは…
どうなんでしょうか…??
『私は…夏油に嫌われている…?』
「それはないと思うけど…??」
いやだってそうとしか考えられないじゃないか。
逆に貰えなかったその他の要因が思いつかないんだけども。
『小麦粉…ライター…密室…』
「まて、まてまて!早まるなっ!!」
「まだ希望はあるから、だから早まるなっ!!」
この際縄だけでもいい。
シャーペン1本でもやろうとおもえばやれる。
でも死ぬときは派手に死にたい。
記憶と呪術師史に残るような、
そんな派手な死に方を。
爆発で死ぬなんて…
これ以上派手なことはないでしょ?
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chiaki0708(プロフ) - わぁーーーーぁーーーすっっっっごく良きな作品でした!!!夏油さん推しの方是非!!読んで欲しい!!!! (2022年1月17日 8時) (レス) @page50 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
白揚羽(プロフ) - 古高 カスイさん» コメントありがとうございます!完走までお付き合いいただき、本当にありがとうございました…!すみません、気がつきませんでした。急遽修正いたします。ご報告ありがとうございました…!! (2021年3月10日 20時) (レス) id: 400d2ea662 (このIDを非表示/違反報告)
古高 カスイ - 完結おめでとうございます!!お疲れ様です。あとがきの1行目が、めまして、になってます。新作も読ませていただきます。 (2021年3月10日 20時) (レス) id: 4f2d26b0e9 (このIDを非表示/違反報告)
白揚羽(プロフ) - 古高 カスイさん» コメントありがとうございます!コメントをいただけると執筆が捗ります☆そうですね、神様は優しくて優しくないって誰かが言ってたような…。展開は遅めですが、これからも更新頑張ります! (2021年3月6日 7時) (レス) id: 400d2ea662 (このIDを非表示/違反報告)
古高 カスイ - バレンタインの神様って、優しいのか、意地悪なのか、わからないですね(笑) わーい!!やっと二人がキスした!!嬉しい!読んでて楽しいです!更新頑張ってください。 (2021年3月5日 23時) (レス) id: 4f2d26b0e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白揚羽 | 作成日時:2021年2月25日 15時