【呪術廻戦】ちょこれーと廻戦【夏油傑】

２８話 ページ30

待ちに待ったデート当日。




そんな日の朝、
食堂に並んだたくさんの料理を目前に
トレーを持った私と硝子は
たわいもない会話を交わす。



『夏油に初デートを捧げたかった』


｢朝イチで親友に言う言葉がそれかよ。｣


『なんて言って欲しかったの』


｢おはよう？｣



硝子への挨拶よりもなによりも、
夏油のことの方が
最優先なんだよねぇ…私の中では。


本当に、なんで好きでもないやつと
初デートしちゃったんだろう。
あの頃の私を殺したい。

でもまあ、デートのドキドキ感が
味わえないわけじゃないし
まだよしとしようかな。





朝食中にデートに思いを馳せて
１人ドキドキとか？(同じ食堂)



待ち合わせとか？(高専ロビー前)





…くそ、生まれて初めて
寮のこと燃やしたいと思ったわ。
木造だからね、良く燃えると思う。



｢おーい、Aさん、朝食どれにするの？｣


『ガソリンとライター？…４カ所一気に燃やすか…でも機材の移動とか面倒くさいなぁ…』


｢食べないの？なんでも良いわけ？｣


『でも爆発の方が派手で…』


｢じゃあ、サルミアッキにするからね。｣



ちなみにこの食堂、当たり前だが
１度皿に物を乗せたら戻せない。

朝食コーナーにサルミアッキが
あることに関してはとりあえず置いておいて…









芦屋A、不慮の事故(？)にて
本日の朝食がサルミアッキに決定。

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