eighth side悟 ページ42
｢はーっ…雑魚ばっか｣
自分で言うのもアレだが、
仮にも最強にこれはどうなのか。
襲いかかってくる呪霊のその殆どは
４〜３級で、時折２級が来る程度。
ぬるい。ぬるすぎる。
お前なんぞその程度で十分、と
喧嘩を売られているような気さえしてくる。
閉じ込めた手腕は悪くはなかったが、
そのあとが駄目だったな。
最近俺の懸賞金が大幅に上げられたから、
命知らずの呪詛師辺りが
仕掛けてきたのだろうと推測している。
恐らくこの結界内のどこかに
その呪詛師が居るのだろうと踏んで、
こうやってうろついている次第だが
雑魚が出てくるばかりで
呪詛師らしい姿はない。
｢(伊地知と歌姫辺りが騒いでいるかもな)｣
閉じ込められるその直前まで
一緒に居た２人の顔を思い出す。
とにもかくにも外へ出なくては。
そう思って手近な呪霊を殴り倒した時、
携帯がけたたましくなった。
｢ん？伊地知じゃん｣
｢ああ、五条さん！繋がってよかった。ご無事ですか？｣
｢僕を誰だと思ってるの？“最強”の五条悟だよ？｣
…の割にはあっさり捕まったって？
言い訳がましい…というか
事実に過ぎないのだが、
若干猫の影響が残っていたから…。
｢今、庵さんと七海さん、家入さんと的射さんが向かってますので｣
｢へぇ！うんうん………うん…？？｣
何名かよく分からない人が居たけど、
筆頭して１人だけつっこもうと思う。
｢…A？｣
｢はい｣
何故Aが。
彼女はお見合いが破断した以上、
自分とは無関係になったはずで、
彼女が俺を助けに来る
理由が殆ど見当たらないのだが。
硝子が居たから呼ばれたのだろうか。
｢もう直ぐ到着すると思いますので｣
｢…了解｣
彼女と、また会える？
自分の気持ちが明るくなったのを感じる。
無関係になってしまった以上、
彼女に迷惑をかけられないという思いや、
硝子の牽制などから疎遠になってしまい、
“会えない”ものだと思い込んでいたが…
そうでもないらしい。
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白揚羽(プロフ) - きゃーぽんさん» 最期までお付き合いいただけて感謝感激です！ギャグも少し心配だったのですが、そう言って貰えるととても安心します…(笑)改めまして、本当にありがとうございました！ (2021年2月17日 18時) (
レス) id: 400d2ea662 (このIDを非表示/違反報告)
白揚羽(プロフ) - もんて、さん» 反応が遅れてしまいすみません…！最期までお付き合いいただきありがとうございました！そうやって褒めていただけるととても嬉しいです…！改めて、ありがとうございました♪ (2021年2月17日 18時) (レス) id: 400d2ea662 (このIDを非表示/違反報告)
きゃーぽん(プロフ) - 完結おめでとうございます！とっても面白かったです！お疲れ様でした (2021年2月17日 1時) (レス) id: 0aee990b2e (このIDを非表示/違反報告)
もんて、(プロフ) - 完結おめでとうございます！！臨場感あふれる情景描写や、センスあるギャグが面白くて一気に読んでしまいました！とても面白かったです！お疲れ様でした！ (2021年2月5日 0時) (レス) id: 8402b0d99c (このIDを非表示/違反報告)
白揚羽(プロフ) - れんさん» コメントありがとうございます！これからラストスパートとなっていくので…ね？(笑)更新頑張ります！ (2021年1月25日 21時) (レス) id: 400d2ea662 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白揚羽 | 作成日時：2021年1月14日 19時
