【呪術廻戦】ねこ五条先生といっしょ！２【五条悟】

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｢まあ何があったか知らないけどさ、Aは悟に元々気に入られてたよ？今更じゃない？｣


『…マジ？』


それは気づかなかったな…いや、
その可能性は考えてなかったというか…。
そんな事ってある？


｢ほれほれ、慰めてこい悟｣


硝子はだいぶなれた手つきで
五条サンを床に下ろす。

優雅に降りたった五条サンは
カリカリカリと音を立てて
こちらに近寄ってくると、
するりと体をなすり付けつつ、
頬を舐めて慰めてくれる。


『あ、駄目だよ。ファンデーション付いてるから』


｢なぁーお｣


しばらく五条サンをモフりつつ癒されてみる。
もふもふもふもふ…ああ、そうだ。
アレを渡さなくては。

私は左手を持ち帰ってきた紙袋に突っ込んだ。


『これ、お土産。気に入ってくれるかな？』


それは布製の鼠の女の子のぬいぐるみだ。

手のひら大のぬいぐるみで、柔からさも抜群。
耳には赤色のリボンが付いている。
しかも手作りだそうで、
その表情は非常に愛らしい。
見ているだけでほっこりとするぬいぐるみだ。
園原の猫カフェの商品である。


｢ねずみ？可愛いじゃん｣


『でしょ？名前つけなきゃね』




『うーん、鼠。ねずみ…ねず…ねずみの女の子……』









『…………ねずこ』

｢それはだめだ｣

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