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「…アンタはアレが好きなの?」
『五条
「ソウネ。五条
盛大な勘違いが2人の間に
生じているような気もしなくはなかったが、
気のせいだということにして会話を続ける。
ー、五条サンが五条悟であることをAは当然知ってると疑わない歌姫と、
五条サンは間違いなく猫であると疑わないA。
その掛け違いが起こるのは当然なのだが…
この時ばかりは気がつけなかった。
気づけという方が無茶ぶりである。
「じゃあ、(アンタと五条悟は)相思相愛なのね?」
『…?五条サンがどう思っているかは(猫だから)分からないですけど、私は(猫として)好きですよ』
「いいのかしら、それで??でも…それなら…私はなんにも言えないわね…。何か(五条悟で)困ったらすぐに言いなさいね。」
『ありがとうございます…!』
私は歌姫さんに一礼してその場を後にする。
駐車場に止めていた愛車に乗り込み、
エンジンをかける。
持つべきものはー、先輩呪術師だな。
そんなことを考えつつ車を発進させて間もなく、
ピロンと音を上げる携帯。
ちょうど赤信号で止まり、
スマホの画面から通知を確認する。
相手は父親。
珍しいなと思いつつ、
確認したメッセージに悲鳴すら出なかった。
『…っ!?』
父らしい簡素な文章で、
そこに出されたメッセージ。
“お見合いが来ているのでうちに1度寄って下さい”
ところで皆様、ご存知だろうか?
的射Aという人間は
中学生時代を猫に、
高校生時代を呪霊に捧げた、
顔は全然悪くないのに
浮ついた話などが殆ど無い女だと言うことを。
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わぁー - すみません💦私の端末のせいでした💦気にしないでください! (2022年6月29日 23時) (レス) id: 8abf4c4eb8 (このIDを非表示/違反報告)
わぁー - あの、名前がAになっているのですが、直していただけるとありがたいです💦 (2022年6月29日 23時) (レス) @page40 id: 8abf4c4eb8 (このIDを非表示/違反報告)
白揚羽(プロフ) - お嬢さん» コメント・ご指摘ありがとうございます!原作ではその様になっているのですが、今回は主人公が猫の方を“五条サン”と呼んでいるので紛らわしくならないように“悟”と呼ばせています。分かりにくくて申し訳ありません…。ありがとうございました…! (2021年1月28日 19時) (レス) id: 400d2ea662 (このIDを非表示/違反報告)
お嬢(プロフ) - はじめまして!猫五条さん可愛すぎます・・・!モフりたい...。あ、一つ気になったことがありまして、硝子さんって五条さんのこと名字で呼んでませんでしたっけ?もし勘違いでしたらすみません>< (2021年1月28日 14時) (レス) id: 40263be792 (このIDを非表示/違反報告)
白揚羽(プロフ) - 花帆さん» コメントありがとうございます!想い人は…さあ、どちらでしょうか…(笑)これからもよろしくお願い致します♪ (2021年1月17日 11時) (レス) id: 400d2ea662 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白揚羽 | 作成日時:2020年12月31日 21時