検索窓
今日:21 hit、昨日:9 hit、合計:880,225 hit

fourth 3 ページ48

「…アンタはアレが好きなの?」


『五条()()ですか?ええ、とっても可愛いですよね。』


「ソウネ。五条()()のトッテモ顔ハイイワネ…」


盛大な勘違いが2人の間に
生じているような気もしなくはなかったが、
気のせいだということにして会話を続ける。

ー、五条サンが五条悟であることをAは当然知ってると疑わない歌姫と、
五条サンは間違いなく猫であると疑わないA。

その掛け違いが起こるのは当然なのだが…
この時ばかりは気がつけなかった。
気づけという方が無茶ぶりである。


「じゃあ、(アンタと五条悟は)相思相愛なのね?」


『…?五条サンがどう思っているかは(猫だから)分からないですけど、私は(猫として)好きですよ』


「いいのかしら、それで??でも…それなら…私はなんにも言えないわね…。何か(五条悟で)困ったらすぐに言いなさいね。」


『ありがとうございます…!』


私は歌姫さんに一礼してその場を後にする。



駐車場に止めていた愛車に乗り込み、
エンジンをかける。



持つべきものはー、先輩呪術師だな。



そんなことを考えつつ車を発進させて間もなく、
()()はやって来た。





ピロンと音を上げる携帯。

ちょうど赤信号で止まり、
スマホの画面から通知を確認する。



相手は父親。
珍しいなと思いつつ、
確認したメッセージに悲鳴すら出なかった。



『…っ!?』




父らしい簡素な文章で、
そこに出されたメッセージ。









“お見合いが来ているのでうちに1度寄って下さい”









ところで皆様、ご存知だろうか?

的射Aという人間は
中学生時代を猫に、
高校生時代を呪霊に捧げた、
顔は全然悪くないのに
浮ついた話などが殆ど無い女だと言うことを。

fourth 4→←fourth 2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (653 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1712人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟 , 家入硝子   
作品ジャンル:ラブコメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

わぁー - すみません💦私の端末のせいでした💦気にしないでください! (2022年6月29日 23時) (レス) id: 8abf4c4eb8 (このIDを非表示/違反報告)
わぁー - あの、名前がAになっているのですが、直していただけるとありがたいです💦 (2022年6月29日 23時) (レス) @page40 id: 8abf4c4eb8 (このIDを非表示/違反報告)
白揚羽(プロフ) - お嬢さん» コメント・ご指摘ありがとうございます!原作ではその様になっているのですが、今回は主人公が猫の方を“五条サン”と呼んでいるので紛らわしくならないように“悟”と呼ばせています。分かりにくくて申し訳ありません…。ありがとうございました…! (2021年1月28日 19時) (レス) id: 400d2ea662 (このIDを非表示/違反報告)
お嬢(プロフ) - はじめまして!猫五条さん可愛すぎます・・・!モフりたい...。あ、一つ気になったことがありまして、硝子さんって五条さんのこと名字で呼んでませんでしたっけ?もし勘違いでしたらすみません>< (2021年1月28日 14時) (レス) id: 40263be792 (このIDを非表示/違反報告)
白揚羽(プロフ) - 花帆さん» コメントありがとうございます!想い人は…さあ、どちらでしょうか…(笑)これからもよろしくお願い致します♪ (2021年1月17日 11時) (レス) id: 400d2ea662 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:白揚羽 | 作成日時:2020年12月31日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。