Third 1 ページ26
五条サンが来てから
2週間が経とうとしている。
最近の五条サンの
お気に入りの居場所は私の肩で、
それはもう上手にバランスをとる。
その状態で報告書やら
なんやらを書いていると、
ほっぺをグルーミングしてくる。
グルーミングは親愛の証。
打ち解けてくれたことは嬉しいが…
なんかちょっと恥ずかしいし、
猫の舌はザラザラなので痛い。
何だかんだで断れなくて今に至る。
『はい、ちょっと肩から降りてね。』
肩から五条サンを降ろして膝の上に降ろす。
時刻は正午過ぎ。
お昼の情報番組を
お茶を飲みながら眺めていると、
突然スマホがピロンと音を上げた。
通知の相手は硝子である。
その通知に目を通しつつ、五条サンを撫でる。
『(へえ…珍しい)』
個人で活動している呪術師は少なくない。
高専が時折そう言った呪術師達に
仕事を依頼することがある。
とても珍しいことだ。
ー、今回は、それだった。
『五条サン、お仕事だよ』
「みゃ」
『でも五条サンはお留守番です』
「にゃ!?」
どうして!?というような声を
五条サンは上げた。
はははっ。何言ってるの五条サン。
仮にも預かりものの五条サンを
危険な場所に連れて行ける訳がないでしょ。
1712人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
わぁー - すみません💦私の端末のせいでした💦気にしないでください! (2022年6月29日 23時) (レス) id: 8abf4c4eb8 (このIDを非表示/違反報告)
わぁー - あの、名前がAになっているのですが、直していただけるとありがたいです💦 (2022年6月29日 23時) (レス) @page40 id: 8abf4c4eb8 (このIDを非表示/違反報告)
白揚羽(プロフ) - お嬢さん» コメント・ご指摘ありがとうございます!原作ではその様になっているのですが、今回は主人公が猫の方を“五条サン”と呼んでいるので紛らわしくならないように“悟”と呼ばせています。分かりにくくて申し訳ありません…。ありがとうございました…! (2021年1月28日 19時) (レス) id: 400d2ea662 (このIDを非表示/違反報告)
お嬢(プロフ) - はじめまして!猫五条さん可愛すぎます・・・!モフりたい...。あ、一つ気になったことがありまして、硝子さんって五条さんのこと名字で呼んでませんでしたっけ?もし勘違いでしたらすみません>< (2021年1月28日 14時) (レス) id: 40263be792 (このIDを非表示/違反報告)
白揚羽(プロフ) - 花帆さん» コメントありがとうございます!想い人は…さあ、どちらでしょうか…(笑)これからもよろしくお願い致します♪ (2021年1月17日 11時) (レス) id: 400d2ea662 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:白揚羽 | 作成日時:2020年12月31日 21時