Third side悟 ページ41
腕の中のAを見つめる。
すよすよと眠るその顔に警戒の色はなく
庇護欲をそそられるのだが、
呪力の廻り具合などは
呪力が足りてない状況であるというのに
完全に戦闘態勢。
そんなところも可愛いと思ってしまう俺は、
やはりどこかおかしくなってしまったのでは
無いだろうか。
「っ、答えなさい、なんでアンタがここに居るのよ。しかも、猫で!」
「…色々あったんだよ。巻き込まれたくないならこれ以上顔をつっこむのはオススメしないけど。」
冷ややかな声でそう告げれば、
歌姫は口をつぐむ。
厄介事は誰だって避けたい。
特に、彼女は俺のことが嫌いらしいから、
俺に関わる厄介事は御免なんだろう。
悔しそうに歌姫は顔を歪めた。
そして彼女は苦々しく言葉を吐き出した。
「…アンタがAに執着しているのはなんとなく分かったけど…一歩間違えたらアンタは
彼女はフリーの呪術師だ。
依頼があったならば、
俺を殺す側に回るという可能性もあるだろう。
その時、彼女に情があれば危険だ、と
歌姫は言っているのだ。
そんな言葉をはっ、と笑って見せる。
だから、なんだと言う話だ。
「
「…猫なのは計画なわけ?」
「うるっさいな、猫は不可抗力だよ」
1712人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
わぁー - すみません💦私の端末のせいでした💦気にしないでください! (2022年6月29日 23時) (レス) id: 8abf4c4eb8 (このIDを非表示/違反報告)
わぁー - あの、名前がAになっているのですが、直していただけるとありがたいです💦 (2022年6月29日 23時) (レス) @page40 id: 8abf4c4eb8 (このIDを非表示/違反報告)
白揚羽(プロフ) - お嬢さん» コメント・ご指摘ありがとうございます!原作ではその様になっているのですが、今回は主人公が猫の方を“五条サン”と呼んでいるので紛らわしくならないように“悟”と呼ばせています。分かりにくくて申し訳ありません…。ありがとうございました…! (2021年1月28日 19時) (レス) id: 400d2ea662 (このIDを非表示/違反報告)
お嬢(プロフ) - はじめまして!猫五条さん可愛すぎます・・・!モフりたい...。あ、一つ気になったことがありまして、硝子さんって五条さんのこと名字で呼んでませんでしたっけ?もし勘違いでしたらすみません>< (2021年1月28日 14時) (レス) id: 40263be792 (このIDを非表示/違反報告)
白揚羽(プロフ) - 花帆さん» コメントありがとうございます!想い人は…さあ、どちらでしょうか…(笑)これからもよろしくお願い致します♪ (2021年1月17日 11時) (レス) id: 400d2ea662 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:白揚羽 | 作成日時:2020年12月31日 21時