【呪術廻戦】家入ちゃんの怠惰な日常【乙骨憂太】

３６話 ページ37

｢あー…バレたのか｣


｢おかかぁ｣


｢まあ悟だしな…仕方ないだろ｣



本日悟くんとお姉ちゃんの
お話を聞いてしまってから
２日が経とうとしている。

朝からさらさらと降っていた雨は昼頃にやみ、
みんなで来ると言っていたので、
いざお迎えに！と走り出して
転んだところを４人に目撃された。


記憶を消す術式ってないのかな。
禁術的なあれ。
今度悟くんに相談してみようと思う。


…という出来事を経て、
４人＋私で現在居間にいる。



｢これは普通に興味本位なんだけど、どうやって知ったんだ？｣


『話せば長くなるんだけどね…』


｢私は構わないから、ゆっくりでいいから話してみろ｣



きゃー！真希ちゃんイケメン！！



『お姉ちゃんの部屋の書類みた』


｢短いじゃねぇか｣



纏めるとそんな感じ。

色々あったけど。



『なんで黙っててくれたの？』



聞きたいのはこれ。
なんで黙ってたのか。


憂太くんからの回答は貰ってるけど、
みんなの話も聞きたい。


私だったら、例えば憂太くんが
小さくなっちゃったら…かわいい。

じゃなくて、普通に
その事実を伝えると思うんだよね。



｢うん？ああ…伝えてなかったこの現状で、Aは自分のことをまごう事なき６歳だと思ってるんだろ？｣



パンダくんの問いに頷く。



と言うかまじで６歳の幼女だから。
６歳よりも先の記憶なんて微塵も無いから。

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