3 ページ25
6人に囲まれて代わる代わる頭を撫でられている自分が見える。
その表情は自分から見てもでろでろにとろけていて、みんなのことが大好きなんやって嫌でも伝わってきた。
藤「んっ…、、」
少しずつ少しずつそんな夢の世界から意識が遠ざかっていって、左手に感じる温かすぎる感触だけがリアルになっていく。
小「流星?…起きた…?」
藤「…のぞむっ…?」
寝起きだからなのか気だるげな少しかすんだ声しか出せない。
どうやら熱はだいぶ下がったみたいだ。
小「ちょっとよくなった?」
藤「ん、…みんなは?」
ベッドサイドの時計を見ると午後九時を回っていて、どんだけ寝たんやと驚きつつ、もうみんな仕事は終わっただろうかなんて考える。
小「リビングにおるよ。呼んで来ようか?」
すっと立ち上がってドアに向かおうとした望の服の裾を咄嗟に掴んできゅっと引っ張った。
小「っ……!」
藤「…ええから、もうちょっとそばにおって?」
そうやって望を見つめて呟くようにすれば、望の瞳に火が灯って、ごくっと唾を飲み込む音が聞こえた。
あ、まずい、…なんて思った頃にはもう手遅れで。
藤「ぅんっ…ん、…、、」
とろけそうになるくらい熱い口付けが何度も何度も息する暇さえ与えられず降ってくる。
ぼっーとする頭で唾液の絡まる音だけが俺の耳にやけにはっきりと伝わって、脳が痺れる。
藤「は、…、んんっっ…、ちゅっ…、、」
苦しくなっていく息に比例するように疼き始める身体…。
あーもー、止められない…。
熱に浮かされた体で大好きな人に触られて、抵抗の"て"の字もない。
望の手が服の上から肌を撫でるように動いたような気がした…。
298人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
星乃叶(プロフ) - 深雪さん» それもこれも読んでくれる皆さんのおかげです! これからもよろしくお願いします(^ω^) (2018年1月22日 0時) (レス) id: 3912674767 (このIDを非表示/違反報告)
深雪 - 移行するんですか?!おめでとうございます!引き続き作品の方見させてもらいますね(n‘∀‘)η (2018年1月21日 23時) (レス) id: 33a3185178 (このIDを非表示/違反報告)
由菜〜桐神寄りの虹色ジャス民〜(プロフ) - 星乃叶さん» はいっ!(^-^) (2018年1月21日 21時) (レス) id: c2e0efe9b5 (このIDを非表示/違反報告)
星乃叶(プロフ) - 茉央さん» 了解しました!!久々青さん総受け頑張りますヽ(*´∀`)ノ (2018年1月21日 20時) (レス) id: 3912674767 (このIDを非表示/違反報告)
星乃叶(プロフ) - 由菜〜桐神寄りの虹色ジャス民〜さん» ほんとにありがとうございます!!これからも精一杯やってくのでぜひ応援してくださいヽ(*´∀`)ノ (2018年1月21日 20時) (レス) id: 3912674767 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:星乃叶 | 作成日時:2017年12月15日 15時