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俺は生まれてすぐの頃に施設に預けられたから親がいない。
別に両親のことを恨んでもいないし、施設長さん曰く、お金がなくてどうしても預けざるを得ない状況であったらしい。
それでも頭だけは子供の頃からよかった俺は、奨学金をもらって大学にも行ったし、それなりに良い会社に勤めていると思う。
最近は隣の部屋のシゲとも仲良くなって、めっちゃ充実した日々を送ってる。
ずっと一人っ子だったからなんとなくシゲが弟みたいで嬉しいのだ。
そんなある日、俺は取引先から高級なワインをもらってちょっと浮かれていた。
重「あ、淳太さん、お帰りなさい。」
中「お、シゲやん！あ、なぁシゲこれから暇？？」
重「え、おん。」
中「せやったらさ、一緒に飲まへん？」
手に持ったワインを掲げて見せると、ぱあっと笑顔になった。
重「よっしゃ、淳太さんちで宅飲みや！！」
ーーーーーー
重「めっちゃうまい！」
中「せやな。たっかいだけあるわ。」
シゲはあれから１回部屋に入ってシャワーを浴びてきたのか、めっちゃラフな格好で髪も少し湿っていた。
なんかちょっと…色っぽいなんて…。
男でしかも年下に何考えてんねやろ。
中「シゲ…シゲ。」
さっきまで感じてたことを振り払うように、彼を見て名前を呼んだんだけど、彼もまたじっと何かを考えているみたい。
俺は一瞬シゲの顔が辛そうに歪むのを見た気がした。
中「っっ…。」
ーーーーーー
中「んっ…、えっ？」
朝の光で目を覚ますと、そこはベッドの上だった。…あれ、俺どうしたんだっけ？？
さっと布団から抜け出して、リビングに行く。
中「シゲ…。」
重「あ、おはよーさん。」
そこにはソファの上でスマホをいじるシゲがいた。
重「二日酔い平気？…淳太さんいきなり飲み出すからめっちゃびびったで笑」
中「あーー、なんか悪いな笑」
重「んーん、勝手に泊まっちゃったし笑 ちゃんと片付けはしといたから！」
見回してみると確かに机の上は綺麗になってて、申し訳なくなった。
中「まじでごめん。」
重「ええって。あ、その代わり、またいつでも来てええ？？」
シゲはその言葉通り、よく俺の家に来るようになった。
自分の家より長くいるんじゃないかって言ったら、だって淳太さんちめっちゃ居心地いいんやもん、とか言われたから許すしかないやんな笑
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星乃叶(プロフ) - 深雪さん» それもこれも読んでくれる皆さんのおかげです！ これからもよろしくお願いします(^ω^) (2018年1月22日 0時) (
レス) id: 3912674767 (このIDを非表示/違反報告)
深雪 - 移行するんですか？！おめでとうございます！引き続き作品の方見させてもらいますね(n‘∀‘)η (2018年1月21日 23時) (レス) id: 33a3185178 (このIDを非表示/違反報告)
由菜〜桐神寄りの虹色ジャス民〜(プロフ) - 星乃叶さん» はいっ！(^-^) (2018年1月21日 21時) (レス) id: c2e0efe9b5 (このIDを非表示/違反報告)
星乃叶(プロフ) - 茉央さん» 了解しました！！久々青さん総受け頑張りますヽ(*´∀｀)ノ (2018年1月21日 20時) (レス) id: 3912674767 (このIDを非表示/違反報告)
星乃叶(プロフ) - 由菜〜桐神寄りの虹色ジャス民〜さん» ほんとにありがとうございます！！これからも精一杯やってくのでぜひ応援してくださいヽ(*´∀｀)ノ (2018年1月21日 20時) (レス) id: 3912674767 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星乃叶 | 作成日時：2017年12月15日 15時
