私の優しい兄【妖怪学園Y】

54話 ページ8

レイユ
「ところでイナツ様。蛇山Aを仲間にするのはいつにしますか？」

イナツ
「それは、明日だ」

イナツ
「我々の姿を見せてから怨霊を大量発生させる」

イナツ
「けれど、蛇山Aは変身できないため1人になるだろう」

レイユ
「なるほど！そこで仲間にすると言うことですか！」

イナツ
「そういうことだ」

レイユ
「では、リョウナたちにも伝えないと…」

イナツ
「その必要はない」

レイユ
「えっ！？」

すると

リョウナ
「全部聞こえていたので大丈夫です。イナツ様」

リョウナとマレトとムーナギが来た。

レイユ
「みんな！？」

イナツ
「3人はずっと近くで聞いていたから問題はない」

レイユ
「失礼しました…」

イナツ
「いや、今回は私が伝えていなかったのが問題だ。謝る必要はない」

マレト
「イナツ様、もし蛇山Aを仲間にできなかったらどうしますか？」

イナツ
「我々の姿を見せて直接戦うのは初めてだ。失敗して当然。悪魔でも今回は様子見だと思ってくれ」

マレト
「分かりました」

イナツ
「あと、ムーナギ」

ムーナギ
「イナツ様、なんですか？」

イナツ
「私の力を蓄えるためにしばらくついていてほしいのだが頼めるか？」

ムーナギ
「もちろんです！」

イナツ
「では、3人は明日に備えろ」

3人
「分かりました」

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