僕たち、私たちは、星に願いを捧げる

続き ページ43

漆黒丸
「やっぱり、Aもこんな事したくないんだ！」

リューナイト
「でも、どうすれば会長を…」

ジュピナーゼ
「会長の役目って…」

七星A
「わ、私は、どうすれば…」

すると、どんどん七星Aの力で妖派ウイルスが増えていった。

ザシキコマンダー
「凄い量だ！」

ニンギョレディ
「これじゃあきりがないわね」

ジュピナーゼ
「会長の役目は…はっ！そうよ！会長の役目は生徒会長をすること！」

リューナイト
「そうか！会長は、自分自身が行っている生徒会長が役目だ！」

七星A
「でも、役目を果たすまで私が生きていたら地球は…」

漆黒丸
「Aは、生徒会長が役目じゃなくてY学園を新たに作り出す事が役目じゃないのか？」

七星A
「えっ！？」

漆黒丸
「妖派ウイルスを生み出したのはAかもしれない。それは、新しくY学園を作り出すために生み出したんじゃないのか？」

漆黒丸
「だってY学園も地球も救いたいんだろ！その事を思えるのはY学園を初めからやり直したいからだろ！」

七星A
「はっ！」

七星A
「私がY学園を新たに…」

漆黒丸
「誰だって間違いをすることはある。そしたらやり直せばいいんだ！」

七星A
「そうか！私は…」

七星A
「私は、私なりにY学園を新たに作り出したかったんだ！」

？？？
「やっと役目を理解することが出来たね」

すると、周りが眩しくなり、気づくと妖派ウイルスは消え、空が見えて、みんなは変身が解けていた。

みんな
「えっ！？」

小間サン太夫
「妖派ウイルスが消えた！？」

七星A
「何で妖派ウイルスが…」

？？？
「こんにちは」

七星A
「あなたは、この前の…」

？？？
「私は、あなたの星の生命です」

星の生命
「実は、妖派ウイルスは私が生み出していました」

七星A
「えっ！？何で！？」

星の生命
「あなたは、昔の生徒会長のやり方を受け継ごうとした。けれど、心のなかには自分なりのY学園を作り出したいという気持ちがありました」

星の生命
「なので、あなたにはこの機会で自分なりのY学園を作り出してほしかったのです」

七星A
「じゃあ、私は…」

星の生命
「そうです！地球を滅ぼす事などありません！」

七星A
「良かった…これで私は…」

お別れ→←七星の気持ち

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す