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「あの…俺なんかしました…?」


そう聞くと先程の先輩は驚いた顔をして


「すまん、怖がらせたか?」


見た目とはにつかないトーンで言われたため、

慌てて首を横にふった。

そうかと笑う男らしい先輩。

あ、この人が主将かと思った。

多分あってると思うけどな。


「それで、何かあったんですか?」


俺がそう聞くと、その先輩は申し訳なさそうに、


「ちょっと手伝ってほしいことがあってな。」


と答えた。

なんだろう。

そう思って着いていくと…

そこは荒れに荒れた体育館倉庫だった。


「わーお。」

「来て早々ほんとすまん!すk…「岩泉さん!」お、おう!今行く。」


するとイワイズミ先輩…であってるのかな?

まあ、その先輩は俺に謝り声の主のもとへ急いだ。


「これ…どうしよ、」


倉庫はバレーの道具がまあまともに閉まってあるが、

なんかぐちゃーとなってるし、空気の抜けたバレー

ボールはそんまんま、ビプスも畳んでない。

後、謎に段ボールの山。

なにをしたらこんなことになるのだか…。

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作者名: x他1人 | 作成日時:2020年8月23日 11時

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