#4 涼介side ページ5
知念に話があるから部屋で待っててって言われた。
コンコン
知「涼介〜？入るよー。」
ガララ
涼「知念！話って？」
知「とりあえず、ちょっと機械いじるよ？」
そう言って知念は、僕に酸素を送る機械をいじった。
知「はい完了。じゃあ本題に入る。
最近大ちゃんと話してて、わからない言葉があるでしょ。」
言われてみれば、
知「どうやって会話してたの？」
涼「…わかんない。
ハァハァッ…意味を考えてふつうにいってた。ハァッ…」
知「なるほど…涼介。涼介は、人より言葉の発達が遅れている。これは直せるから。
みんなで助けていく。もう言ってあるから。」
涼「ハァッ…ありがとう…ハァハァハァ。」
知念と話してて息苦しい。
知「…涼介、具合悪かったら言って。」
顔を上げたら鼻についているチューブを外され
酸素マスクをつけられた。
知「涼介、前、検査した時に気になったんだけど多分ね酸素うまく吸えてないよね？」
涼「…なんでわかったの？」
知「いま、話している間酸素を送らなかった。
息苦しかったでしょ？だから。」
すわってるのがつらいとみたのか、ベッドのリクライニングを下げて寝かせてくれた。
知「今は酸素マスクだけどこれからずっと今までつけていたチューブをつけることになる。
…この目と一緒に。」
そう言った知念は、僕の目に触れた。
知「…迷惑かけるっておもってるでしょ。
大丈夫。僕たちがサポートするから。
あとそう思うのは一人で充分。」
だいたい予想はついた。
涼「…伊野ちゃんでしょ。」
知「あたり。ほんっと困るの。
高熱出てても事件の現場行くし、誰にも言わないし、」
薮「伊野尾の愚痴はそこまでにして。
知念会議だ。涼介を連れてきて。」
知「…宏太か。びっくりさせないでよ。
わかった今行く。あ。手伝って。
涼介を車椅子に乗せるの」
薮「了解。涼介ちょっと動くぞー？」
涼「…うん。」
薮「知念、あの話伊野ちゃんがするから
“あれ,,持ってきて。(ボソッ」
知「わかってる、」
涼「…知念。これじゃなきゃダメ？」
知「ダメ。」
会議？に行く時に外してくれると思った酸素マスクは、外してくれなかった。
涼「…けち。」
知「なんか行った？」
涼「何も言ってません。」
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らじにゃん(プロフ) - 作者です！私の不祥事でログインができなくなりました。大変申し訳ございません。そのため新しいアカウントで作らしていただきます。続きからとなっていますのでそちらの方をよろしくお願いします。 「君のいない1年間2（続き）」です。 (2018年9月2日 21時) (
レス) id: 93337f8fd4 (このIDを非表示/違反報告)
らじにゃん(プロフ) - 聖愛さん» ご指摘ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2018年7月16日 7時) (レス) id: 5d7c0f6b5f (このIDを非表示/違反報告)
聖愛(プロフ) - まつしまそうくんの漢字間違ってますよ、松島総じゃなく松島聡ですよ。この作品とても面白いです。これからも楽しみに読ませていただきます！ (2018年7月15日 23時) (レス) id: 838d6d5041 (このIDを非表示/違反報告)
慧jump(プロフ) - お疲れ様。長い距離歩いたと聞いてるからね。明日を楽しみに待ってるよ！ (2018年7月11日 22時) (レス) id: 77b2c6db08 (このIDを非表示/違反報告)
らじにゃん(プロフ) - クロミさん» ありがとうございます！ 楽しみにしている方に満足いただけるよう精一杯頑張ります！ (2018年7月11日 21時) (レス) id: 5d7c0f6b5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らじにゃん | 作成日時：2018年7月1日 21時
