君のいない1年間 (inym) 2

#3 有岡side ページ4

ピピピピ

有「んー。」

ばん

あー眠い。もう一回寝ようかなー

…涼介迎えに行かなきゃ！

昨日のうちに光くん達にはつたえといたから。

急いで服に着替えて、

ガララ

有「涼介〜？おはよう。起きれる？」

涼「…おはよう。大ちゃん、迎えにきてくれたの？」

涼介は、起きて誰か確認できるまで声を発さない。

所長のことがトラウマらしい。

有「うん。だってわからないでしょ？
それに怪我しちゃ知念に怒られる。」

涼「ふふっだね〜。」

涼介は、光のない瞳で俺を見つめながらベットから降りた。

有「ゆっくりでいいからね〜。」

涼「朝ごはんなんだと思う？」

有「俺は、和食だな。伊野ちゃんが今日から復活するから。涼介は、おじや。」

涼「ヘェ〜伊野ちゃん復活するんだ〜。
僕はおじや？やだ。」

涼介が伊野ちゃん呼びしてるのは、初めて見た。

有「仕方ないでしょ？まだ体からガッツリしたもの受け付けないんだから。」

涼「うー。」

有「はい、ついたよー」

涼「うい。」

有「おはよー！！！！」

JUー涼有「おはよー！」

中「あ！涼介おはよー。」

涼「…裕翔？おはよ。」

中「すごーい！当たった！」

岡「裕翔！びっくりしてるよ？」

涼「……圭人だ。大丈夫だよ？」

岡「お気遣いありがとう。よく覚えてくれたね。」

八「大ちゃん！涼介大ちゃんの隣ね！
ご飯置いといたから。」

涼「…大ちゃん。光くんでしょ。(ボソッ」

有「涼介。正解。」

その後も全員に話しかけられてもしっかり反応して当てるという神業を見た後ゆっくりご飯を
食べた。


知「涼介。あとで話があるから部屋にもどってて。」

知念がこんなことを言ってたのは気づかなかった。

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