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#275 過 去 ページ42

A said



ついに時間が来て、ステージに出た。
私のファンの人も、アンチの人も見に来ていた。



やっぱり踊るのも歌うのも楽しかったんだけど、体が思うように動かなくて、、、



最後の 「 UZA 」 では、正直ちゃんと踊れたかわからない。でも、気づいたら終わってた。



呼吸が整わない …
むしろ苦しくなってきた。
頭もいたい。



『 … はぁ … はぁ … はぁ … 』


み 「 えー、本当に今日の握手会も最高でした!みんな最高だったよね!? 」


優 「 いぇーい!! 」



その流れで優子が身体を支えてくれた。



『 … ゆうこ … ごめん … はぁ … はぁ … 』


優 「 あと少しだからがんばれ … 」


『 ん … はぁはぁ … はぁ … 』


み 「 本日は握手会に来て下さり、
本当にありがとうございました!!」



本当は、私がコメントする予定だったところまでみなみが代わりにやってくれた。



優子に支えてもらって、ステージが降りた。
近くのベンチまで支えてもらって、座った。



『 はぁ … はぁはぁはぁ … はぁはぁ … 』


み 「 いた!!優子ありがとう! 」


優 「 たかみな! Aやばいよ 、」


『 ん … はぁはぁっ … はぁはぁ … はぁ … 』


み 「 ゆっくりだよ!ゆっくり!! 」



スタッフさんにも優子にもみなみにも
迷惑かけてる …
でも、苦しいのは変わんなくて、そう思うとなおさら苦しくなった。

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作者名:み な み る く | 作成日時:2018年1月6日 18時

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