#237 嘘 で し ょ ? ページ4
A said
今日は、午後からお仕事だから午前中はいつもより遅めに起きてのんびりテレビをつけた。
パネルを使ってスキャンダルの説明をしていた。
『 … え 、うそでしょ 』
そのスキャンダルを起こしたのは私が
よく知っている人だった。
ねぇ、みぃちゃん。
本当なの … ?
みぃちゃんが心配になったから
すぐに電話をかけた。
出てくれるかはすごい不安だったけど …
みぃちゃんとの電話は繋がった。
『 … もしもし? 』
峯 「 … A ? 」
みぃちゃんの声はどこか儚くて、すぐに泣いているってわかった。
『 … みぃちゃん。』
峯 「 ごめん … っ … うぅ … 涙 」
『 何も言わなくていいよ。もう気持ち伝わったから何も言わなくていいから。私は味方だよ … 』
峯 「 … ありがと … っ 涙 」
みぃちゃん。
1人で無理しないで …
午後からの仕事に向かって、
収録に行くと他の出演者の人に
「 大変だね 」
って言われた。
大変なんかじゃない…
私は、、、
みぃちゃんとみぃちゃんのファンが
心配なの。
明日は、ドキュメンタリー映画の最新作の
初日舞台挨拶がある。
きっと …
記者の人はこの件について質問するんだろう。
みなみは総監督だから負担になる。
無理すると思う。
みぃちゃんはいろんなメンバーと仲良しだから、私がメンバーもみぃちゃんも支えなきゃ 。
そう思った。
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作者名:み な み る く | 作成日時:2018年1月6日 18時