笑顔と涙は努力の証 6 (ページ18)

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#251 A K B I N G O ② ページ18

A said

あれからどんどん言い合いがエスカレートしていっている。
今日の事だけじゃなくて、今までの事まで掘り出して文句言い出した。

み｢そもそも優子は努力しないで行動してきたから総選挙だって、3位だったんじゃない？｣

優｢はぁ？なにそれ！？みなみこそ総監督になってびびってたから8位になったんでしょ？｣

さすがにこのふたりの発言は私も許せなかった。

優子の努力していことも、みなみが総監督として48Gの事を考えてることも分かってるはず。

『ふたりとも、それ本音じゃないでしょ？
ねぇ、みなみ？』

み｢はい？｣

『優子が必死に努力してる事知ってるでしょ？』

み｢ … ｣

『優子？』

優｢ん？｣

『みなみが総監督として48Gが良くなるようにってがんばってくれてる事知ってるよね？』

優｢ … ｣

ふたりは私がそういうと黙っちゃった。

『いくら、意見が食い違ったとしてもお互いの事を悪く言うのは良くないよ。それも本当に思ってない事なんだから尚更ダメ。』

ふたりとも俯いちゃった。
その時に、部屋のドアが開いて入ってきたAKBINGOの司会者さんとカメラさん。

『え … ？なになに？』

優み｢ Aごめんね … ？｣

『え、謝るのは私じゃないでしょ？』

優み｢これドッキリなの。｣

『そうなの！？え～ … 』

どうやら、ふたりが喧嘩したらAはどうするのかっていうドッキリだったみたい。

なんか、信じられないのと、本当の喧嘩じゃなくて安心してるので、ふわふわした気持ちのままスタジオに向かった。