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#216 2 日 目 ページ31
A said
遂に2日目が始まった。
昨日とは違うセットリストで進んでいく。
その中でも、
ギンガムチェックと風が吹いている
を披露できて良かった … 。
昨日は悪夢になったアンコール。
今日は、みなみと敦子の
｢ 思い出のほとんど ｣
舞台裏でみんなが待機している。
モニターでふたりをみんなで見ながら。
すごく綺麗で、絶対に二人じゃなきゃいけないっていうくらいぴったりな歌。
自然と涙が溢れてきちゃった。
曲が終わり、敦子がみなみに話しかけた。
敦 ｢ みなみにプレゼントがあるの。 ｣
み ｢ え … ？ ｣
スクリーンに男の人が映し出された。
その人はとっても有名なレコーディング会社の
社長の方。
ある人をスカウトしに来たって。
そして、映し出されたある言葉。
私 … 嬉しくて声出して泣いたよ。
｢ 高橋みなみ ソロデビュー決定 ｣
やっとみなみの夢が叶った … 。
とにかく嬉しかった。
『 うぅっ … みなみぃっ … っ … 涙 』
篠 ｢ … やっとだね … っ … 涙 ｣
今日のコンサートが終わって、
秋元先生から今日のMVPの発表。
それはもちろんみなみだった。
みなみを見つけて、全力で走って抱きしめた。
『 … おめでとうっ 。報われたね。 』
み ｢ … っ … ありがとっ … 涙 ｣
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作者名：み な み る く | 作成日時：2017年12月25日 0時
