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なんか、自分が怖いわ。
莉犬くんのことが頭から離れない。
ぼーっとしている時はずっと莉犬くんがでてくる。
ほら、今だって莉犬くんの事だよ……
莉子「……ねぇ?聞いてたぁ?」
『ふぇ?』
莉子「はぁ、どうしたのー?」
莉子が心配そうに顔を覗く
『べ、べつにぃ。なんも無い!』
莉子「ふーん?ならいいけど、」
でも、今相談した方がぜったい良いよね、
『ねぇ、莉子。』
莉子「んー?」
『目を合わせるのが辛くて、お互い気まずい空気が流れるんだ。』
莉子「……へ?」
莉子がキョトンとした顔でこっちを見ている。
『で、近くに居るとドキドキしちゃうし、違う人と一緒にいるのを見ると胸が苦しくなるんだぁぁ。』
『それってさぁ、』
莉子「恋じゃぁぁん!( இ﹏இ )」
莉子が泣きそうな顔をして抱きつこうとしてきた。
『え??莉子?』
莉子「Aは一生独り身だと思ってたのに!ついに好きな人出来たんだね……!」
更に涙をボロボロと流して笑っている莉子を見て何ともすることが出来ず戸惑っていると。
莉子「Aが成長したと思うと嬉しくて……(´;ω;`)」
『お母さんじゃん、w』
莉子「絶対応援する!がんばってね!」
その日から莉子のことをママと呼ぶようになったとさ。
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