清水潔子を落としたい

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『いいじゃないですか！！！！潔子先輩の連絡先教えてくださいよ！！スガ先輩！！！』






「やだねぇ〜〜」






『んぎぃ！！！』








今日も今日とて図書委員の仕事





最近何故かよく顔を出しに来るスガ先輩に潔子先輩の連絡先を聞き出そうと頑張るが一向に教えてくれそうにない







「てかなんで清水の連絡先持ってないの？もうとっくに持ってるもんだと思ってたべ」






『うっ.....それはなんていうかその.....』








スガ先輩のその言葉に頬を赤く染め恥ずかしそうに口ごもった









『だって......断られたら悲しいじゃないですか！私潔子先輩に連絡先断られたらもう........死んじゃう....』







そんな私の様子に吹き出したスガ先輩








「さすがに清水も断らないだろ！」






『そんなのわかんないじゃないですか！』








何度か聞こうと試みてはみたものの聞く直前に嫌な考えが頭を過ってしまい未だに聞けずじまいだ





私にとっては重大な問題なのだがスガ先輩はそんな私の様子を面白そうに笑っている








『あーーーもう！！！そんなに笑わないでくださいよ！！！そんなに笑うなら早く潔子先輩の連絡先教えてください！！！』







「そんなに言うならしょうがないな〜〜！俺の連絡先教えてやんよ！」






『スガ先輩のはいらない！！！』







そんな私の抗議の声も聞かずひょいっと私からスマホを奪った




むっとした顔で先輩を見る









「ほら！俺の追加完了っと！」






『ああもうほんとに追加されてる...！！！』






「嬉しいだろ〜？」






『嬉しくないですよ！！！潔子先輩の連絡先がほしいのにぃ...！！！』








嘆く私に楽しそうに笑うスガ先輩













清水潔子を落とすにはスガ先輩からなんとかして連絡先を聞き出す必要があるらしい

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