清水潔子を落としたい

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『影山くん.....私はどうしたらいいのでしょうか...』






「とりあえず飲んどけ」







影山くんがくれたぐんぐんヨーグルを勢いよくズズっと吸い込んだ




涙をダラダラと流しながら机にへばりつく







「小テストで合格点取れなかったから仕方ねえだろ」





『うぅ.....それは影山くんも同じでしょ....』






そう、私がこんなにも落ち込んでいる理由は数学の小テストで合格点を取れず昼休みに再テストがあるからである




つまり昼休みに再テストがあるということは潔子先輩と一緒にお昼ご飯が食べれないのだ





そんなことあっていいわけがないでしょう





潔子先輩不足でしぬ







『どうにかして別日に受けられることできないかな...』





「でも別日に受けたって昼飯食えないことに変わりねぇか？」





『あ.....ほんとだ....』






頭を抱えた




何故こんなにも悲しそうにしているのかわかって無さそうな顔で私を見る影山くん





影山くんにはわからないでしょうね！！



好きな人と一緒にお昼ご飯を食べるっていう最高のシチュエーションの貴重さが！！！！








『はあ.....やるしかないのか..........影山くん、がんばろ....』






「おう」









2人してズズっと勢いよくぐんぐんヨーグルを吸い込んだ休み時間








再テストの結果、2人してまたもや合格点に届かず再々テストを受けることになるのをまだ私たちは知らない













清水潔子を落とすには小テストで合格点を取れる頭が必要らしい

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