清水潔子を落としたい

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『影山くん。つかぬ事をお聞きしますが清水先輩と同じ部活というのは本当でしょうか』






「？おう、そうだけど」






『いいなぁあぁぁ！！！私も先輩と一緒に部活したい！！』








清水先輩がバレー部のマネージャーをしていると聞き、そういえば隣の席の影山くんもバレー部だったなと休み時間早速聞いてみた





すると私の反応に不思議そうに首を傾げていた






先輩が作ったドリンクを毎日飲めてしかも先輩の美しいお顔をずっと見てられるってなに！？！？





そんな最高なことあっていいんですか！？！？






興奮したように清水先輩のことを語っていると何かを思いついたのかハッとした顔になった影山くん







「じゃあマネージャーになるか！？」






キラキラと期待した目で私を見てくる







『やりたいのは山々なんだけどさぁ.......私、放課後は図書委員の仕事が忙しくて部活無理なんだよね...』






委員会決めのとき爆睡をかましていたせいで勝手に決められた図書委員




最初のうちは暇だしまあいいかと思っていたがこんなことになるならちゃんと起きとけば良かったなと過去の自分を責めた





因みに影山くんは白目を剥いて寝ていたせいでよっぽど部活で疲れてるんだろうと労いの意味を込め1番仕事のないやつにされてたけど



解せぬ







「そうか...」





すごい悲しそうな顔をするから申し訳なくなってきた








『なんか...ごめんね...』








2人してシュンとした休み時間








清水潔子を落とすには1番仕事のない委員会に所属する必要があるらしい

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