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電車から降りてしばらく歩くとダンススタジオが見えてきた。
ここでレッスンするのだろう。
瑞「んじゃ。俺はここまでだから頑張ってこいよ!
どんな奴らだったか教えてよ!」
貴「うん!分かった!終わったら連絡するから。」
瑞「そしたら飯な!」
貴「うん!じゃな!」
瑞「いってらっしゃい〜」
みずっくんは俺がダンススタジオに入るまで手を振って俺を見送ってくれた。
ダルいのは変わらないし
帰っていいなら帰りたい
初対面の人にも会いたくないし
でも
わざわざみずっくんが送ってきてくれたんだ。
HiHiのみんなが「頑張って」って応援してくれたんだ。
滝沢くんにも期待してもらってる。
みんなの為にも頑張ろう。
滝沢くんの期待にも応えられるように精一杯できるようにしよう。
やっぱりダルいし。
やっぱり帰りたいし。
やっぱり会いたくない。
それでもみんなの為に…
そう思いながら
俺はスタジオの扉に手をかけた。
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作者名:周 | 作成日時:2020年5月14日 16時