84話 ページ43
貴「やっと捕まえたわよ!勿怪ちゃん達を抑えておくのは大変だったわ」
花「いやーAの作戦で本当に上手くいくとわねーそれにまさか未来の少年がこんなすごい技を使えるようになってるとはね」
光「輝兄みたいに長くはもたせられねぇが問題ねー!蒼井先輩!」
ガチんっ
光「うぉー!すげー!」
花「時計守の力だよ。今回は雷の檻だけが時間停止の対象になってるみたいだね」
茜「そういうこと。これで本来10秒で消える情けない檻も最低5分はもつ」
光「あ、ありがとうございます」
茜「お前を捕まえるには十分だ。覚悟しろミライ」
ミ「んー⋯ざぁんねん。ミライ捕まっちゃうのね」
茜「そうだよ。未来を司るお前ならわかるだろ?観念して大人しく⋯」
ミ「じゃあ最後に」
シュパッ
光「しまっ⋯」
貴「え⋯」
ミ「おねぇちゃんをカッコよくしてあげる」
花「あッ!A!」
貴「あ⋯」(ぐらぁ
カチコチカチコチ
ドサッ
花「A⋯」
ギュウッ
花子がAを抱きしめる
ミ「あれ?」
光「先輩!(まさか先輩までばーさんに!?)⋯あれ?変わってない?」
ミ「時間が進められない。七番様もしかしてその子⋯もう寿命が残ってないの?」
光「寿命が残ってない?⋯ど、どういうことだよ!?花子!」
?「言葉通りの意味じゃよ。少年」
カチコチカチコチ
光「うおおぉぉ戻った!?」
茜「今更お出ましとはいいご身分だな。最初からお前が来れば済む話だったろうにほんっといい性格してるね。過去」
過「ふぉふぉ。遅すぎることはあるまいて。時を戻せば全ては元に戻るのだから」
光「時をもどすってことはあいつが三人目の!?」
茜「そう。過去を司る時計守。時間を戻す力を持ってる。僕らのリーダーみたいなもんだね」
光「過去を司るから過去って呼んでるんすか?」
茜「怪異の名前なんてどうだっていい。それより源後輩にはもっと気にしてほうがいいことがあるんじゃない?」
光「そうだ!先輩どうしちまったんだ?おい花子!説明しろ!」
花「から⋯だから言ったのに。未来を司る時計守にAを触れないように注意してって⋯」
光「⋯っ」
花「まぁ俺も止められなかったからね。仕方ないか」
Aを壁によりかからせて頭を撫でる
花「その子はAの時間を進めようとした。けどAの時間は進められるほど残ってない。Aは死んじゃうのさ。あと1年もしないうちにね」
花子は悲しそうに言う
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ゆづき(プロフ) - 更新頑張ってください!とても好きです! (2019年12月27日 21時) (レス) id: f9b162f6bd (このIDを非表示/違反報告)
名無し72384号(プロフ) - 内容が好みでとても好きです。 (2019年12月27日 20時) (レス) id: f179c32e08 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 面白いです! (2019年12月16日 11時) (レス) id: 2c5492f404 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きなこもち | 作成日時:2019年12月15日 10時