普「俺の腕の中の君は俺専用…のはずだった」 弐

48話 ページ5

貴「⋯」


ダダダダっ


貴「！」


バンッ


花「Aー！」


貴「わっ！」


花「依代破壊お疲れ様！これで五番が二番みたいに暴走する心配はないね！学園の平和は守られた！」


貴「花子くん⋯」


花「ん？」


ギュッ


光「！」(ガーンっ


花「A？」


体温がない


花子くんが幽霊でもう死んじゃってることなんて初めからわかってたことなのに


花「土籠もりの境界怖かった？」(よしよし


貴「うん」


泣いたらダメなのに涙が滲んできちゃう


どうな顔したらいいのかわかんない


花「よーしよーし」(なでなで


光「大丈夫っすか？腹痛いっすか？」


花「⋯⋯」









ーin廊下ー


花「土籠もり」


土「どうしましたか？七番様」


花「Aがさちょっと変なんだけど⋯なんか余計なこと言った？」


土「さぁて⋯俺の依代の話ならしましたがね」


花「ふーん 依代ね。そーいや土籠の依代ってなんだったの？」


土「なんだと思います？」


花「超やらしぃ本」


土「違ぇ」


花「あはっ だよね」


土「⋯変わらんねぇ」


花「は？」


そんな2人の間には優しい風が吹いていた

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