81話 ページ40
茜「あぁ過去を司る方の時計守。こっちはまだ話が通じる。そうは言っても所詮怪異だけどね。早急に捕まえるように言いつけられたんだけどさ忙しいのにいい迷惑っつーかお前が逃がしたんだろ」(ブツブツ
花「てことわさー。君も俺も‘ミライ’を捕まえたってことだよね。それじゃここはきょーりょくして一緒にその子を捕まえようよ!」(ニコニコー
茜「⋯」
すっと出された花子くんの手を握り返すわけでもなく
茜くんはすごい顔をしてる
貴「ちょっといい?さっきから気になってたんだげど茜くんって怪異のこと嫌いなの?」
茜「そんなこと⋯当たり前でしょ大っ嫌いだよ」
貴「⋯」
茜「僕からすると⋯Aちゃんがそいつと仲良くやってるのが疑問だよね。さっきそいつがあおちゃんに何したか見てたでしょ?」
貴「でも花子くんは悪い子じゃないのよ。確かにちょっと下劣だけど⋯きっと考えがあってのことで⋯きっと本気で傷つける気なんて⋯」
光「あぁ!下劣なのは間違いないっす!」
花「えー下劣ってゆうのやめない?」
茜「悪い子じゃない?考えがあって?へー でもそいつさぁ」
ガシッと花子くんの腕を掴む
茜「人殺しなんだよね?他2人の時計守もそうだけどさ怪異ってやっぱ皆なーんにも分かってないんだよね。生きているってただそれだけのことがどれだけ大切なことなのか人の命ってゆうのがどんなに尊いものなのか」
花「放し⋯」
茜「改心した悪役ってほんとむかつくよ。今はいい子だったら何?昔のことは帳消しって?⋯笑える」
花「⋯っ」
茜「いい?これからお前がどんないいことをしても誰を助けたとしてもお前がやった事は取り戻せないよ。永遠にね。だって人は死んだら生き返れないから」
ここでようやく花子くんの手を放す
茜「でも安心して。僕もミライを捕まえたいからね。協力してくれるなら大歓迎。たとえ人殺しでもね。よろしく七番様」
花「フーン イイネ 君みたいな人間。俺大好き よろしくね」
光「?」
貴「⋯」(ドキドキ
悪い意味でドキドキしたけど
少し不穏ながらも私達は再び共同戦線を結んだのです!
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ゆづき(プロフ) - 更新頑張ってください!とても好きです! (2019年12月27日 21時) (レス) id: f9b162f6bd (このIDを非表示/違反報告)
名無し72384号(プロフ) - 内容が好みでとても好きです。 (2019年12月27日 20時) (レス) id: f179c32e08 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 面白いです! (2019年12月16日 11時) (レス) id: 2c5492f404 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きなこもち | 作成日時:2019年12月15日 10時