普「俺の腕の中の君は俺専用…のはずだった」弐 (ページ36)

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77話ページ36

茜「で？あおちゃんの秘密が知りたい？なんで？」

貴「そ、それは〜〜」

葵が七不思議の1人かもしれないから

なんて言えないよね

貴「なんだか最近葵が私隠し事してるみたいなのよ〜気になって気になってもう夜しか眠れないの〜」

花「それ普通じゃない？」

光「てめぇは黙ってろ！」

茜「ふーん。まぁいいか。それなら僕も協力するよ」

貴･光「「え！？」」

貴「いいの？」

確かに幼なじみの茜くんに協力してもらえるのは心強いけど

茜「うん。たしかに最近あおちゃんは何かに悩んでるみたいなんだ。でも僕にはそれをゆってくれない。幼なじみの僕に心配をかけてまいと。なんて健気な！！」

そうなのかなぁ

茜「とにかく‘好きな人ができたの’とかだったら早いとこ相手を消さなきゃいけないからね！」

貴･花･光「「「⋯」」」←引

茜「幼なじみとして応援してあげなきゃいけないからね！」

光「バット⋯」

貴「そうね！その通りね！」

花「こえー」

⋯という訳で

葵の秘密を探るべく私たちは一時的に共同戦線を張ることにしたのです！

茜「いい？こっそり見張ってあおちゃんの悩みを突き止めるんだ！」(コソッ

貴･花･光「「「はーい」」」

①掃除当番

男1「掃除してる」

男2「可愛い⋯」

男3「家庭的⋯」

⋯のついでに告白される

男3「僕は君のモップになりたい」

カキーン

茜によって飛ばされる

②園芸部にて草木の世話

葵「早く大きくなってね」

男1「育ててる」

男2「可愛い」

男3「女性的」

⋯のついでに告白される

男2「君の植木になりたい」

カキーン

茜によってとばされる

③移動

男2「歩いてる」

男1「可愛い」

男3「ゆりの花のようだ」

⋯のついでに告白される

男1「僕とバージンロードを歩こう」

茜「それは父親の役だよ」

ダンっ

茜に地面に投げられる

貴「分かってたけどすごいモテるね」

花「Aもさっき告白されてたじゃん」

貴「え？いつ？」

花「まずそこから分かってあげないと⋯」

貴「あれ？ホールに入っちゃった。ここって確か演劇部とか管弦楽部とかが発表の時に使う場所よ。園芸部の葵がこんな所になんの用事かな？」

茜「きっと告白だよ。こんな人気のない所に呼び出しやがって」

光「落ち着いてくださいよ茜先輩」

茜「落ち着いてられるかよ後輩！」