74話 ページ33
貴「そういえば葵から聞いた⋯この学園にある不思議な大時計と三人の時計守の話」
花「聞いてるなら話は早いね。七不思議が1番。三人の時計守。彼らはそれぞれ‘時間’を操る力を持っているんだ。1人目は時を戻し2人目は時を止め3人目は時を進める」
貴「じゃあ私の教室は⋯」
光「佐藤と横尾は⋯」
花「聞いた感じ三人目のせいで間違いないだろーね」
光「よっしゃあ!早速そいつにガツンと1発やってやローぜ!」
貴「私も手伝う!花子くんの助手だもん!」
花「⋯」
光「そんじゃー!力をあわせて」
花「時計守をぶっ飛ばすぞー!」
貴・花・光「「「おー!!」」」
光「それで花子!その時計守はどこにいるんだ!」
花「んーわかんない」
貴「え?」
花「だからわかんないー」
光「お前七不思議のリーダーじゃねぇのかよ!」
花「いやー1番って守人だからちょっとかたいとこあってさー。あれは忘れもしない初顔合わせの時⋯」
花「時間を操るー!?やりたい放題じゃん!」
花「そう言ったら二度とあってくれなくなった。境界の場所も教えたくないって」
光「このドスケベ野郎がー!!」
花「じゃあ少年は時間とめれてもしたい事しないの?」
光「しねぇよ」
花「でもやり放題だよ」
光「しねぇってんだろ」
男の子って⋯
貴「じゃあ花子くんも私たちと同じで1番目の七不思議については何も知らないの?」
花「うん。あ!でも1個だけ聞いたことあるかな。三人の時計守の真ん中の1人。現代を司る2人目はの守人はこの学園に‘生徒’として紛れてるらしい」
光「生徒として!?」
花「うん。だからそいつを探し出して」
貴「イタズラをやめるよう説得するのね!」
花「ううん。ボコボコにして他のふたりをおびき出す」
アグレッシブ!
光「でもどうやって探すんだ?ここの生徒数半端ねぇぞ?」
花「大丈夫。何となく目星はついてる」
ギュッ
貴「?」
花「いくら上手に人に紛れても七不思議レベルの怪異が同族にまで正体を隠すのは難しい。気配がするんだよねぇ。Aのクラスから」
貴「私のクラス!?それって⋯」
花「そう。この中に守人がいるってこと」
貴「う、うそ」
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ゆづき(プロフ) - 更新頑張ってください!とても好きです! (2019年12月27日 21時) (レス) id: f9b162f6bd (このIDを非表示/違反報告)
名無し72384号(プロフ) - 内容が好みでとても好きです。 (2019年12月27日 20時) (レス) id: f179c32e08 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 面白いです! (2019年12月16日 11時) (レス) id: 2c5492f404 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きなこもち | 作成日時:2019年12月15日 10時