普「俺の腕の中の君は俺専用…のはずだった」 弐

67話 ページ25

葵「A！」


貴「わっ！葵！どうしたの？」


葵「ふふっ呼び出しだよ。かっこいい男の先輩から」


貴「え？」


葵「ほら！あそこ！」


貴「わかった！行ってくるね！」


葵「行ってらっしゃい！」


私を呼び出したとゆう先輩のところに行ってみると


貴「あ」


？「よぉ！こんにちは」


この人⋯


どこかで会ったことある？


謎のイケメンは言いました


？「藤崎Aちゃんだよね？ちょっと付き合ってくれない？」









思わずついてきてしまった


でも、一体なんのようなのかな？


貴「あのー」


？「ん？」


貴「先輩はー」


？「あぁ俺？俺は日向夏彦。高等部2年B組。趣味は釣りとカラオケ。ちなみに彼女募集中〜」


貴「日向先輩。お話するの初めてですよね？」


夏「夏彦先輩って呼んでよ。あ！あと連絡先交換しよ」


貴「あの⋯どうして先輩は私を？」


夏「あー会いたいってゆう人がいてね」


貴「どうして私に？」


夏「そうだなぁ〜君が特別な女の子はだからかな」


貴「？」


特別？


それより


貴「あのー先輩。なんで金魚鉢なんか持ってるんですか？」


夏「んー？どうしてだと思うー？」


貴「さ、さぁ？」


に、逃げなきゃ


なんでかそんな気がする


トントンっ


貴「？」


？「よいしょ！」


貴「！」


み、水！


バシャーっ


貴「なんで！？なにこれどういうこと！？」


？「おりゃ」


貴「！」


？「つっかまーえたー！」


貴「！？」


きゅぅ


Aの意識が飛んで行った


？「あ、死んじゃった。おやすみ」


ポちゃんっ


夏「いや、死んでないから」









貴「うー」


あれ？ここどこ？


目が覚めると知らない場所って何？


怖すぎない？


でも、めっちゃいい匂いするんだけど


貴「お菓子？」


パチャ


み、水！？ってことはここは


貴「まさか境界？」


？「目が覚めた？乱暴しないようには言っておいたんだけどあの2人話を聞かないから」


貴「あ！あなた！あの時の！」


図書室であった女の子だ！


？「あれ？目覚めたの？」


ギュッ


貴「わっ。ちょっと花子くん！」


じゃない⋯


？「俺はあまねじゃないんだけどな〜」


貴「ご、ごめんなさい？」


あれ？


なんで私あやまってるの？


抱きついてきたこの子の方が悪くない？


ていうかこの花子くんに似てるこの子一体何もの？

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