43話 ページ49
土「もっといい情報貰えませんかねー。それか諦めて校内放送いっちゃいます?」
光「諦めてたまるか!」
貴「そ、そうよ!まだまだこれからよ!」
光「先輩!」
貴「光くん!」
光「古典が苦手だ!」
貴「ポエム書いてます!」
光「理科も苦手だ!」
貴「カエルとキスして寝込んだ!」
土「あーあー。どうでもいい」
貴「暴露するだけ暴露したのに全然許して貰えない」
光「くそ〜花子もなんかいえよ!」
花「ん?俺?」
花子くんの秘密!
これってもしかしなくても
花子くんの事を知るチャンスなんじゃ
花「土籠ィ俺の秘密知りたいー?」
土「いやぁ。知りたくねぇなこれ以上は…」
貴「?」
花「だって!そーゆー事だから俺はパース」
ガシッ
光「何言ってんだ!」
貴「花子くんだけずるい!」
光「ズリぃぞ!」
貴「花子くん私の秘密聞いたでしょ!花子くんも話してくれなきゃダメ!」
光「そうだ!お前もさっさと弱点話やがれ!」
花「えー2人ともそんなに俺の事知りたいのー?」
貴・光「「知りたい!」」
花「…!……俺自分語りが苦手なんだけど……あ、えっと、一つだけだよ………が好き」
貴「え!?」
花「ドーナツ…が好き」
貴・光「「……」」
花「きゃーっ!」
貴「ドーナツ!ドーナツだって!」
光「どうだ!ドーナツ!」
土「お前らバカか」
光「ダメみてーだぞ」(コソッ
貴「何味?何味が好きなの?」(コソッ
土「……」
花「普通の」(コソッ
貴「プレーン?」(コソッ
光「どこのだ?」(コソッ
花「手作り…」
光「手作り!?」
花「ふふっ」
土「なるほどねぇ」
ヤ「何がなるほどよ」
土「いやぁ七番様そんな顔出来るんだなって」
花「なんだよ」
土「以外ですねぇ。なんせ俺は貴方の未来も過去も全部知ってるもんですから。今更友人なんざ作るきは無いものとばかり」
花「…」
土「しかしまぁ面白いがね。ガキども時間切れだ」
貴・光「「!!」」
貴「待って!待って!」
光「ひじきが食えねぇ!」
土「もういいもういい。お前らに大した秘密がねぇのはよーく分かった」
貴「校内放送だけは…」(ブルブル
土「しねぇよ」
貴「え?」
光「いーのか?」
土「さっきのは冗談だ。それにちったァ面白れぇ物が見れたしな」
カチッ
ゴゴゴゴゴ
土「ついてきな」
貴「なに!?」
光「本棚が!」
土「依代まで案内してやる」
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作者名:きなこもち | 作成日時:2019年11月5日 0時