10話 ページ13
「かもめ学園中等部3年」
これはもしかして
私と友達になりに来てくれたのかも！
光「源光だ！冥土の土産に覚えておけ！」(キラーン
やっぱり嘘
違うかも
光「あれ！？Aさんじゃないすか」
貴「知り合い？花子くんの」←
花「直接の面識はないけど源家の人間だね。俺が見えるのもそのせいだ」
貴「源家？」
光「え？俺の事無視っすか？」
花「…」
貴「…」
花「昔の話さ」
今より遥かに闇が濃かった時代
当時俺たち怪異は妖怪と呼ばれ今よりずっと強い力を持っていた
中でも神にも勝ると恐れられたのが�狷�本三大悪妖怪�瓩噺討咯里気譴�3体
その一角
大江山の悪鬼
酒呑童子を打ち倒したのが
花「稀代の祓い手 源頼光。そこの少年の御先祖様だ」
光「その通り。随分と詳しいじゃねぇか」
貴「源頼光って歴史の人だよね」
光「御先祖様が後の世の為に残した強力な退魔具の数々。それらを受け継いでめぇーらみたいなタチの悪い怪異から人々を守る。それが源家に生まれし男子の役目！つーわけでお前を祓う！」
貴「え！？祓う！？」
それって花子くんがいなくなっちゃうってこと？
そんなの絶対に嫌！
光「覚悟しやがれ花子！」
バシッ
貴「ありゃりゃ」
光くんが花子くんに棒みたいのを振り下ろしたけど
あっさり止められちゃった
花「�珮韻Ν瓩佑А７�には無理だと思うよ」
光「そうか？」(ニヤッ
バチィッ
貴「！？」
電流！？
光「残念だったなぁ花子」
花「ッ…ッ」(ぐらぁ
ドサッ
貴「花子くん！」
どうしよう
花子くん電気でやられちゃった。今野は私が花子くんを守番だわ！
貴「やめて！」
光「ぅあぶね！ばっかやろ！急に飛び出してくんじゃねぇ…です/////」
貴「む〜…」
光「あの…なんでAさんがこいつと一緒にいるんすか？」
貴「色々あって今は花子くんの助手なの！これ以上花子くんに酷いことするなら私怒るんだからね！」
光「えっ…嫌でもあいつは超悪い怪異で、そのぉ、学園の平和のためにも祓っとかないとっつーか」
貴「花子くんは悪い怪異じゃないよ！私のことだって助けてくれたんだから」
光「それは違いますっ！」
貴「え？」
私の好きな人を悪いモノ扱いするなんてこの子なにやつ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 256人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：きなこもち | 作成日時：2019年11月5日 0時
