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166話 ページ30

「⋯きろ⋯ぉきろ⋯」


ミ「起きろ」


貴「?⋯???⋯????」


ミ「あ、おきた。ねー起きたよ」


貴「ミツバくんに光くん!」


光「おはようございます先輩!大丈夫っすか!?怪我ないっすか!?」


貴「大丈夫!それよりどうやってここに?」


ミ「それは話せば長いんだけどぉ。まずはこちらをご覧くださーい」


貴「?」


ミ「四番召し捕ったり!」


そこにはロープでぐるぐるまきのシジマさん


貴「わー!しじまさんっ!?」


シ「戻ったらいきなりこれ⋯乱暴な人達は嫌いですぅ」


シジマさんは持っていたナイフで軽々とロープを切っていく


シ「それで?アナタはこれからどうするんですかぁ?もうすぐ死んじゃうAさん」


貴「!」


光「!!?」


ミ「言っ⋯」


貴「私は⋯私。どうすればいいのか。メイちゃんみたいにはまだ決められないけど⋯⋯花子くんに会いにいく!花子くんに言いたいことが出来たから!」


シ「考えがあますぎますぅ」


そ、そんなに怒らなくても


光「⋯」(汗


シ「会いに行って?話をして?ふぅ〜んそれで?」


貴「それで⋯っ。今度こそ説得するの!一緒の世界に戻ろうって⋯しっかり話せば花子くんもきっと分かってくれるはず」


光「なるほど!」


シ「本当におめでたいですねぇ。アナタ⋯そうはならないでしょう」


貴「えっ」


光「そうなのか?」


シ「あんまり悠長にしていると世界が完成して外に出られなくなりますよぉ?説得は後。この世界からの脱出が最優先事項です」


貴「でも脱出って言ってもどうしたら⋯」


光「わかったぜ!この世界はお前が作ってるんだろ?」


シ「えぇまぁ」


光「じゃあなんだってできるはずだぜ!っーことで!」


貴「光くん!?」


光くんがシジマさんに向かって雷杖を向ける


光「今すぐ俺達をこっからだしやがれ!さもなきゃ俺がてめーをぶっ飛ばして⋯」


シ「⋯」


あっという間に光くんがロープでグルグル巻にされる


シジマさん強い


ミ(ダサっ)


光「⋯」


ミ「はーい!でもさぁ四番。せめてこの世界の完成を止めるぐらいしてくれないの?何があったか知らないけど、こっちに協力する気になったんでしょ?」


シ「まぁ、どうしてもと言うなら協力くらい。ですが」

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癒秘松(プロフ) - 面白いです!頑張ってください! (2020年2月15日 21時) (レス) id: 362f189d15 (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - 続きが気になる! (2020年2月10日 1時) (レス) id: 12db53baf5 (このIDを非表示/違反報告)
むゆな - 続きが気になる!変更頑張ってください! (2020年2月2日 23時) (レス) id: 5be02e72aa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きなこもち | 作成日時:2020年1月31日 19時

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