司「君の特等席…俺に変更しない？」 肆

138話 ページ1

つかさくんは言いました


司「あまねのこと。上手に殺せるといいね。そしれが終わったら俺のとこおいで？」


そのままつかさ君はゆっくりと私に近づいて頭を撫でながら ね？と念を押してくる


貴「え⋯」


司「⋯」(ニヤッ


どうしてつかさくんがその事を！？


ってか頭撫でて！？


普「A？」


貴「私⋯私⋯着替えてくるね！！」


普「あ、うん」


花子くんには見られてなかったみたい


よかったぁ


















ーin1年A組ー


貴「⋯」


今のうちに整理しよう


ここは七不思議四番


つまりシジマメイちゃんの描いた絵の中の世界


シジマさん曰く元の世界に戻りたければあまねくんとミツバくんを殺さないといけない


らしい⋯


確かにあの七不思議の子はそう言ってた


だけどどうして司くんがそれを知って！？


まはかあの二人はグル！？


何か知ってる？


私に花子くんのこと⋯殺させたいの？


貴「はっ！」


そうだ⋯つかさくんって花子くんに殺されたんだよね


もしかして⋯復讐！？


にしても復讐したがってるようには見えないんだよね


貴「あ」


私が遅いから二人きちゃった


司「きょーしつ入んないの？」


普「ダメだよ着替え中だって」


つかさくん何が目的なのかな


私⋯どうしたら


それに私⋯つかさくんに頭を撫でられた時花子くんに見られなくてよかったって⋯


ホッとした？


なんで⋯？


コンコンっ


普「あの〜A。着替え終わった？」


貴「わっ！うん！ごめんね。お待たせ！」









ガチャッ


普「おぉーっ。賑わってる」


貴「皆来たんだね」


普「今日は絶好の天体観測日和だからねー。Aは何がみたい？星？それとも流星？」


貴「え？うーん。あんまり考えてなかった」


ていうか正直天体観測どころじゃない⋯


茜「柚木くん！」


貴「あっ茜くん！！」


茜「え？そうだけど何？」


あの時バラバラになっちゃったけど⋯もとにもどったんだ！


貴「よかったねぇ」


茜「だから何？」


普「どうしたの？」


茜「あぁ⋯望遠鏡の調整を頼みたいんだ。金星を見たいんだけど上手くいかなくて。できそう？」


普「任せてよ⋯よし！ちゃんと入った！見てみる？」


茜「おーっ見える見える」


山「柚木ー！こっちも頼む！」


「その次私もー」


普「ちょっと待っててね」


司「俺やる！」


山「お前じゃねぇ！」


普「A。俺ちょっと行ってくるね」


貴「うん⋯」

139話→

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す